史上最も稼いだホラー映画10選 首位は北米のみで400億円突破作品

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6. エクソシスト(1973年/74年日本公開)
北米収入:2億3,200万ドル(約258億円)

ウィリアム・フリードキン監督のこの作品はアカデミー賞で10部門にノミネートされ、録音賞と脚色賞を受賞した。作品賞にノミネートされた初めてのホラー映画。様々な媒体で史上最も怖い映画に選ばれている。

7. ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(1997年)
北米収入:2億2,900万ドル(約258億円)

マルコム博士として出演しているジェフ・ゴールドブラムは「ジュラシック・パーク」を「うわあ、すごいなで始まるが、それはその後絶叫に変わる」と表現する。「ロスト・ワールド」は最初の段階を飛ばしてすぐに大殺戮が始まる。このスピルバーグ監督の恐竜映画の続編は1997年の戦没者追悼記念日に合わせて公開され、1週目の週末の記録をほとんど塗り替え、興行収入は4日間で9,000万ドル(約100億円)を超えた。公開後の金曜日から日曜日までの間に7,200万ドル(約80億円)を稼ぎ出し、その日曜日だけで2,600万ドル(約29億円)という記録を打ち立てた。

8. サイン(2002年)
北米収入:2億2,700万ドル(約252億円)

M・ナイト・シャマランがハリウッドで映画を撮り続けられる理由は、全作品で少なくともある程度の興行収入をマークしていることを除き、面白い時は面白いという記憶が私たちの脳に刻まれているからだ。サインはシャマランの作品の中でもとりわけ秀逸とは言い難いが、クロード・シャブロル監督のひねりとヒッチコックのような親しみやすさをうまく融合させた作品と言える。

9. ワールド・ウォーZ(2013年)
北米収入:2億200万ドル(約224億円)

このマーク・フォースター監督の終末的パニック映画は全世界で5億3,000万ドル(約590億円)を稼ぎ出したが、製作に1億9,000万ドル(約211億円)という巨額を投じたためほとんど利益が上がらなかった。一度消えた続編の話が復活している。

10. ハンニバル(2001年)
北米収入:1億6,500万ドル(約183億円)

「羊たちの沈黙」の公開から10年後の週末に公開され、異様な結末とジョディ・フォスターが「残酷すぎる」という理由でクラリス役を断った件でも大きく注目された。

編集=上田裕資

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