例えば、8bitdo はNES(海外版ファミコン)とSNES(海外版スーパーファミコン)でワイヤレスコントローラを使えるようにする「レトロレシーバー(Retro Receiver)」を開発して人気を博した。同社は、ファミコンよりもさらに古い、Apple IIに対応したBluetoothコントローラ「AP40」を新たに発表して話題を呼んでいる。
8bitdoは9月26日、キックスターターでAP40のクラウドファンディングをスタートした。8bitdo は、設立40周年を迎えたアップルに敬意を表し、AP40のデザインを昔のアップルのロゴに模している。AP40はiOSやAndroid端末のほか、MacなどPC機器の大半に対応している。また、8bitdo製のレトロレシーバーと組み合わせれば、NESやSNES、Apple II/IIcでも使用可能だ。
AP40を立てておくアルミニウム製スタンドはApple IIのミニレプリカで、スマートフォンやタブレットにも使える。また、Apple II用のレトロレシーバーはAP40だけでなく、他の8bitdo製コントローラにも対応している。これらの付属品は、キックスターターでの出資額に応じて入手することができる。Apple IIを持っている人は、レトロレシーバーを入手すれば「チョップリフター」をワイヤレスで楽しむことができる。
Apple IIはゲーム開発者に最も支持されたコンピュータシステムの一つであり、数え切れないほどのゲームがApple II向けに開発されている。アップルの設立40周年に、Apple II対応のワイヤレスコントローラが入手できるというのは、往年のファンにとってはたまらなく魅力的だろう。
AP40のキックスターターキャンペーンの目標額は1万6,116ドル(約160万円)で、出資額は特典の内容に応じて50ドルから90ドルまでとなっている。