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世界38カ国、800万人が愛読する経済誌の日本版

ドロップボックス創業者のドリュー・ヒューストン。生後18カ月で本を読み、2歳になるころにはPCで遊び始めた。

富豪たちはいかにして巨万の富を手にし、何を考え、どう使うのか。大金持ちの生態を解き明かす「45のトリビア」を、12回に分けて紹介する。第3回はお金持ちの「教育」について。

Q. 日本のお金持ちの子弟は、どのような教育を受けているのか?

スイスのプライベートバンクは、担当者が子供の留学先や、留学先での人脈づくり、その先の就職まで面倒を見るという。留学先のあっせんは、クレディ・スイスやUBSの得意とするところだ。では、日本の富裕層は、子供たちにどのような教育を受けさせたがるのか?

都内のプライベートバンカーは言う。

「一つは留学です。中学くらいから海外に出す人もいます。人気の留学先は、シンガポール、カナダ、スイスです。都内の中高一貫校も根強い人気があります。慶應をはじめ、麻布や開成、筑波大駒場などの人脈は、卒業後も強い。そういうバックグラウンドをもたずに成功した人たちは、都内の一貫校出身者の人脈を羨ましく思っているようです」

なかには「ハングリー精神溢れるなかで、這い上がってほしい」と、あえて中学生の息子を中国に留学させた猛者もいるのだとか。また、インターナショナルスクールが主宰するサマースクールのなかには、ハーバード大のビジネススクールのノウハウを取り入れた小学生向けのプログラムもあり、意識の高い親から人気なのだという。

富裕層に共通するのは、子供たちにまっとうな金銭感覚を養わせたいということ。「あまり早い時期に子供に大金を与えて、彼らの人生を壊したくないという危機感が強いですね。信託などをしているケースは多いです」(前出のプライベートバンカー)

Q. 億万長者たちは、どのような「お金の教育」を受けるのか?

2014年7月、伝説の投資家、ティム・ドレーパーと仲間たちは、ドレーパー・ユニバーシティで「VCx」講座をスタートさせた。ここでは大富豪に、初歩的な資産運用を教えている。ベンチャーキャピタルに参入したいと考えている億万長者のための講座だ。

富豪に運用を指導する“先生”とは? 講座の一部をご紹介しよう。

マクロ経済学
1
ジョージ・ソロス教授
ハンガリー系アメリカ人の投資家、慈善家、政治活動家

政治学
2
マイケル・ブルームバーグ教授
通信社ブルームバーグ創設者、元ニューヨーク市長

通商政策
3
ミハイル・プロホロフ教授
ロシアの政治家、実業家。鉱山王として知られる

体育
4
スティーブ・バルマー教授
マイクロソフト元CEO、NBAのLAクリッパーズのオーナー

文=Forbes JAPAN編集部

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