ビジネス

2016.06.19 19:00

履歴書に使うと損する17の「売り文句」、書けばゴミ箱に直行?


8. 「結果を出せる」
「自分が結果を出すことで、人をやる気にさせる」という意味に受け取れるが、ただそれだけだ。言いたいことを別の言葉に置き換えるか、書くのをやめておこう。

9. 「チームプレーヤー」
チームの中で働いた、ということ以外は何も伝わらない。自分がどれだけ他の人たちとうまくやっていけるかを伝えたいのなら、共同プロジェクトの中で果たした役割を説明するなど、例を示そう。その方がずっと印象的な履歴書になる。

10. 「結果重視」
結果は重要だ。だが、「結果を重視」とはどういうことなのかよく分からない。与えられた役割において自分がどのような結果を達成したのか、詳しく説明しよう。

11. 「ハードワーカー」
どのような責任を負い、成功を収めたのか説明することで、勤労意欲が高いことを示せる。それをあえて「ハードワーカー」だと明言する必要はない。文章が冗長になってしまうだけだ。

12. 「戦略的思考家」
自分がこのタイプだと思う人はもう一度ブレインストーミングをして、自分の能力を伝えるための別の言葉を考えるべきだ。素晴らしい考えをどのように実行したか、どのように問題点を明らかにして回避したのか、具体例を挙げよう。

13. 「ダイナミックだ」──行動力がある
行動は言葉より雄弁だ。「行動力がある」といった具体性のない言葉については特にそうだ。行動を起こすべきタイミングを知る賢さを持ち、物事を率直に述べる自信があり、計画の実現を見通して規律ある行動を取ることができる人物であることを、適切に説明しよう。

14. 「自発的」
誰と、あるいは何と比べて「自発的」なのだろうか?強制されなくても働くと言いたいのだろうか?もちろんそうではないはずだ。やる気があるということは、ただ努力の対価を得ることにとどまらず、働くということの意味を理解しているということであるべきだ。率先して行動できるということを、別の言葉で説明しよう。
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編集=木内涼子

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