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ポール・マッカートニー(Photo by Mat Hayward/Getty Images)

ローリング・ストーンズに加えボブ・ディラン(74)やポール・マッカートニー(73)、ニール・ヤング(70)らが一堂に会する巨大音楽フェスが10月、米国で開催される。シニア世代が狂喜しそうなこのフェスはカリフォルニア州インディオで開催される「デザート・トリップ(Desert Trip)」だ。

主催元のゴールデンヴォイス社(Goldenvoice)は、当初予定されていた日程に追加し、二週連続で同フェスを開催することを発表した。単独イベントとしてはコンサート業界初の1億ドル(約109億円)の催しとなることは容易に想定される。

50歳以上の米シニア層らが熱狂

日程は10月7日~9日と翌週末の14日~16日。前述のメンバーらに加え、ザ・フーや元ピンク・フロイドのロジャー・ウォーターズ(72)らの参加も決まっている。

ゴールデンヴォイスは、2009年にスタートした全米最大規模の音楽フェス「コーチェラ・フェスティバル」の運営元としても知られ、今回はその「シニア層」バーションだ。

チケットは399ドル(約4万3,000円)の三日間通しパスから、VIPエリアで鑑賞可能な1,599ドル(約17万円)の特別パスまで用意。一日入場券は199ドルから用意され、これらの大物アーティストの単独コンサートを観るより、はるかにお得な料金設定になっている。会場の収容人数は一日7万人と想定されている。

情報筋が『ビルボード』に伝えたところによると、マッカートニーやストーンズ、ウォーターズらは一回のショーで700万から1,000万ドルを手にするという。

売上が1億ドルの大台に到達すれば、コンサートイベントとしては史上最高の興行売上となる。ビルボードの記録では、過去最高額は2015年のコーチェラ・フェスティバルで、総興行収入は8,500万ドル(約92億2,000万円)だった。

来場者の多くが50歳以上の米国人と予測されるのが、今回のデザート・トリップ。会員数4,000万人以上を誇る全米退職者協会(AARP)からも多くのメンバーが参加すると見られている。全米最大のNPOとして知られるAARPは、政府へのロビー活動でも知られ、定期刊行物の「AARP・ザ・マガジン」も発行。ボブ・ディランも昨年のアルバム発表時に、その誌面で独占インタビューに応えている。

編集=上田裕資

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