BMOバンクーバーマラソン (BMO Vancouver Marathon)
開催日 5月1日
BMO Vancouver Marathon, Photo Courtesy of Ron Sombilon
今年で45回目を迎えるバンクーバーマラソンには、世界50カ国以上から多くのランナーたちが参加する。バンクーバーの12の地域と6か所のビーチ、3か所の公園を通って世界最長の海沿いの道、シーウォールを走り抜けるコースは、雪が残る山脈から桜の並木、海の絶景までが楽しめる。
今年は2.5kmのウォークを新たに開催するほか、2015年に初めて行った3日間の「ヘルス・スポーツ&ライフスタイル・エキスポ」を、3倍の規模に拡大して実施する。
お勧めの宿泊先/フェアモント パシフィックリム
ゴールからわずか400mほどの位置にある4つ星ホテル。遮るものが何ひとつない、ノースショアの山々とスタンレーパーク、コールハーバーの景色を一望できる。また、ホテル内にある「ウィローストリーム・スパ」で受けられる膝から足先までのトリートメントで、マラソン後の足の疲れを癒してもらうこともできる。ジャグジーと赤外線サウナ、メディテーション・ポッドも完備している。
万里の長城マラソン (Great Wall Marathon)
開催日 5月21日
Great Wall Marathon, Photo Courtesy of Klaus Sletting
世界最難関ともいえる、きっと忘れることのできないコースだ。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に指定されている万里の長城の、数千もの階段を上ったと胸を張れるようになるだけでも、参加する価値はある。
コースはスタート直後から上り坂で、万里の長城入口までも距離がある。その後、万里の長城に入るとレンガを敷いた道や踏みならされてできた村の小道、悪名高い急こう配の「ヤギの小道」が現れ、それらを乗り越えていかなければならない。
お勧めの宿泊先/ウォルドーフ アストリア北京
レース後は北京へ戻り、オープンからまだ間もないこのホテルに滞在しよう。タブレット端末で自在にコントロールできる客室、最新式のトイレなど最高の設備を整えた客室が、マラソンの疲れを吹き飛ばしてくれるはずだ。
リオデジャネイロ・マラソン (Rio de Janeiro Marathon)
開催日 5月29日
レクレイオからコパカバーナまで続くダイナミックなコースからは、美しい海岸線と緑に覆われた景色が楽しめる。マラソンコース同士が競い合うとすれば、このコースは容易に金メダルを取ることができそうだ。
フルマラソンに挑む自信がない人は、同日に開催される「オリンピクス・ファミリーラン」に参加することもできる。わずか6kmという距離だが、完走すれば立派な勝者だ。
お勧めの宿泊先/ホテル ファザーノ リオデジャネイロ
マラソンコースから徒歩圏内という立地の良さだけでなく、フォーブス・トラベルガイドが選んだこの4つ星ホテルは、美観も設備も他の追随を許さないほどの素晴らしさだ。89室ある客室は目がくらむほど、屋上のバーは、開いた口がふさがらないほどだ。
BMWベルリン・マラソン (BMW Berlin-Marathon)
開催日 9月25日
BMW Berlin-Marathon, Photo Courtesy of SCC Events Camera 4
欧州で最大規模のマラソン大会のひとつ、ドイツの首都で開催されるベルリン・マラソンには4万5,000人以上が参加し、首都を走り抜ける。街中では100万人近くが声援を送り、数々のバンドがクラシックからジャズ、サンバまでさまざまな音楽を奏でてランナーたちを応援する。
コースの途中では、ベルリンの史跡である高さ70mの戦勝記念塔、ポツダム広場、そして菩提樹の並木が続く大通り「ウンター・デン・リンデン」を見ることができる。ブランデンブルグ門を抜ければ、すぐそこがゴールラインだ。
お勧めの宿泊先/ホテル アドロン ケンピンスキー
ブランデンブルグ門のすぐ目の前にある、1907年開業の歴史あるこのホテルで、疲れた体をゆっくり休めよう。客室は「パリ広場」に面した部屋がお勧めだ。スパではオーダーメイドのマッサージや、ぬるま湯の中で指圧をしてもらう「ワツ・トリートメント」を受けることができる。