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市場とジェネレーションYのお金に関する差し迫った問題に注目

TijanaM / Shutterstock

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シーボルドによると、中産階級と金持ちの違いは、あからさまに金をほしがるかどうかに留まらないという。

「ほとんどの人は、そんなに一生懸命働きたくないのです。彼らがビデオゲームで遊んでいる間、金持ちはせっせと働いています。足りないものは、やる気なのです」

私が憤然と抗議すると(たしか、こう言ったと思う。「子供達を育てるために、3つの仕事を掛け持ちしているシングルマザーは、一生懸命働いてないって言うんですか?」)、シーボルドは、富の形成に関する彼の立場は、すべての社会経済的地位にあてはまるわけではないと説明した。

「[アメリカは]たしかに平等な場所ではありません。平等だと言いたがるのはばかげています。私の理論は恵まれない環境に置かれた人々のためのものではなく、困窮家庭で育ったわけではない人々のためのものです」

つまりはそこなのだ。シーボルドのアドバイスは、アメリカのごく一部の層に向けられたものなのである。シーボルドの主張は、将来性のある中産階級、すなわち、栄誉の上にあぐらをかきがちで、運良くフォーブス400の一員になれなかったらふてくされる人々のみを対象にしているのだ。教師や非営利事業、看護、ジャーナリズムといった、百万長者になれるほどには稼げない仕事を天職と感じる人もいると私が指摘した時、シーボルドの考えの特異性が明らかになった。そうした職業を選ぶこと自体が、本気で金持ちになりたいとは思っていないことを意味していると、彼は答えたのである。少なくとも、金持ちになりたくてたまらないわけではない、と。

「働く必要がないくらいの金持ちになりたくて、そのことが看護の仕事よりも重要であれば、まず金を稼いで、そのあとで看護の仕事を無料でするでしょう。もし金持ちになりたいのであれば。みんながみんな金持ちになりたがっているわけではないのです。金持ちになることが、一番と言っていいくらいの重要な目標でなければなりません。そのことに意識を集中しなければ、手に入れることはできないのです。金持ちになることを意図せずして金持ちになった人に、私はあまりお目にかかったことがありませんね」

シーボルドの主張があてはまる人も、1パーセントの人々の中にはいるだろう。だが、フォーブス社内の富のエキスパート――全世界の1,800人の億万長者を日々追いかけ、記録している記者達――によると、ウォーレン・バフェットのような大金持ちは、個人資産に意識を集中することによって富を築いたわけではないという。彼らは仕事に意識を集中したのだ。富はあとからついてきたのである。

「金持ちになりたければ、金融業界に入ることだ」と富のエキスパート達は言う。「億万長者の頭の中は、仕事のことで一杯だ」

編集 = Forbes JAPAN 編集部

 

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