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I fixate on the intersection of digital journalism and social media.

Everett Collection / Shutterstock

以前、こう問いかけられたことがあった。「25歳の頃の君が、今の君自身を見たらどう思うだろうね?」。私の答えはこうだった。「愕然としているだろうさ」。私が今取り組んでいるビジネスは、明るく目を輝かせていた頃のそれとは似ても似つかない。利用者は、編集者が一番良いと考えたニュースでは無く、自分たちが必要とするニュースを欲しがっている。ソーシャル・メディアを使って、読者は編集長にも記者にもなりうる。新しい形の広告も、ゲームを変えてしまった。数週間前、私は母校のアイオワ大学でSkypeのゲスト・インストラクターとして仕事を教鞭をとり始めた。野心的なジャーナリストの新世代に伝授したいと願っていたことの一部しか教えられなかったのだが。

誤解しないで頂きたい。 観察し、収集し、解釈し、知らせる。私にとって、このジャーナリズムの使命は今なお揺らいでいない。学舎にいた頃は、いわゆる客観性を叩き込まれた。ニュース・ルームのようなものは、実のところ無い。自覚するしないにかかわらず、皆がバイアスを抱えている。実際、ソーシャル・メディアは情熱と信憑性を満足させてくれる。それが知見に基づく限りの話ではあるが。お約束ではあるが、それはまたの授業での話としよう。
大学での一学徒としての我が目標。それはプロダクト開発を強く主張することにある。報道機関はオーディエンスが視聴したいと望むニュースを配信し、何としてでも収益を上げていかねばならない。記事は記事以上のものに非ず。ジャーナリズムとは世の中で至高の価値を持つ職業なり。そう私は教わった。それが今や、ジャーナリストもまた、1つの職業であることに他ならないと理解せねばならないのである。
こうした見方を強化するために(『閉じこもるインターネット――グーグル・パーソナライズ・民主主義 』=邦訳:早川書房刊、『ライティング・オン・ザ・ウォール』=未訳、『マスタースイッチ 「正しい独裁者」を模索するアメリカ』=邦訳:飛鳥新社刊) の3冊を推奨したい。ニュース・ルームとブランド・ジャーナリズムが衝突する時; テクノロジーとジャーナリズムの技術:編集権と営業の独立: 2つを仕切る壁が崩壊する時。これらの講義のトピックの為にも有用だ。

今年2月、40年前に卒業してから初めて、ひとりの大学生として舞い戻った。学内をそぞろ歩きながら、ビル・ジーマという名前の教授のことを考えた。私が5つのw(who=誰が、what=何を、when=いつ、where=どこで、why=なにゆえに)を記事の最初のパラグラフに盛り込むにはどうしたら良いか四苦八苦していた際、気難しい紙媒体メディアの専門家として私を指導なさった方だった。今、学生たちが理解せねばならないことがある。この5つのwを捨て、師事する教授とも縁を切るのだ。 ジーマ教授だったら途方にくれてながらも、報道のあり方がどう変わったかについて記事を書けと言ったに違いない。私が過去5年に行ってきた実践が、正にそれなのだ。そして今、それを教えている最中でもあるのだ。

編集=南茂樹

 

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