Official Columnist

多名部 重則

地方発イノベーションの秘訣

神戸市医療・新産業本部新産業創造担当課長。1997年神戸市採用。2014年秋に実施した欧米の先進事例調査を踏まえ,2015年に新規施策であるスタートアップ育成事業を立ち上げる。同年に久元市長とともにサンフランシスコを訪問し、世界的に著名なシード投資ファンド「500 Startups」を訪問したことをきっかけに、同団体によるプログラムを日本での初めての展開を誘致。アフリカ・ルワンダ共和国とのICT分野を中心とした経済連携・交流事業も担当。博士(情報学)。

  • スタートアップxお役所仕事 異文化コラボだからできること

    各地の自治体で、先端IT技術を活用しようとする挑戦がスタートしている。神戸市は5月14日から、要介護の高齢者やケアマネージャーが介護タクシーなど民間搬送事業者をリアルタイムで検索・予約できるスマホ用アプリ、「さぽのる」の実証実験をスタートさせた。同市消防局によると、救急車の出動件数は年々増加しており ...

  • IT企業が自治体に社員を派遣 コーポレートフェローシップとは?

    より良い市民サービスを提供するため、自治体でもテクノロジーとデータの活用が不可避な時代となってきた。とはいえ、自治体でのICT活用は、民間に比べて進みづらい。自治体内部のITに関わる人材不足がその理由で、それをカバーするため、民間で経験を積んだ専門家を「CIO(情報統括責任者)補佐官」として置く自治 ...

  • 課題解決力で日本を凌駕、世界が注目するアフリカの「優秀な人材」

    ICT (情報通信技術)分野で世界の投資家から大きな注目を集めているアフリカのルワンダ共和国。この国ではモバイルでの決済や送金サービスは日常のものとなっている。マーケットで野菜や雑貨をショッピングするときや、食事をともにした友人と割り勘をするときにも利用される。町中いたるところに、電子マネーの入金ス ...

  • 世界が注目するアフリカ随一の「ICT立国」ルワンダの驚異

    アフリカ大陸の赤道付近に位置するルワンダ共和国。日本ではあまり知られてはいないが、人口1200万人のこの小さな国が、ICT (Information and Communication Technology、情報通信技術)分野で、欧米を始めとする世界の投資家から大きな注目を集めている。毎年5月、ルワ ...

  • 米有力VCが「日本にスタートアップがない」と言う理由

    神戸市は、2016年から、シリコンバレーの有力ベンチャーキャピタル(VC)、500 Startupsと組んでスタートアップ支援プログラムをスタートさせたが、まだまだほんとうの意味でのスタートアップが応募してくるケースは少ない。同プログラムで選考を担当した500 Startupsのマックス・フラム・シ ...

  • シリコンバレー有力VCと日本の地方都市 異色なコラボの舞台裏

    シリコンバレーの有力ベンチャーキャピタル(VC)と日本の地方自治体は一緒に仕事ができるのか? 本来混ざり合うことがない500 Startupsと神戸市による“水と油”の異色タッグは、偶然の出会いから始まった。 2015年6月、神戸市の久元喜造市長は、同年に始めた「起業家支援」 ...

  • なぜシリコンバレーのアクセラレータは凄いのか?

    現在国内では、年間で100を超える「アクセラレータ」と呼ばれるプログラムが運営されている。しかし、そのほとんどは、大企業の新ビジネス開発に主眼が置かれ、スタートアップが持つ技術やノウハウを活用しようとするものだ。一方で、米国シリコンバレーのアクセラレータは、Y-Combinatorや500 Star ...