Official Columnist

秋山 都

いまおいしい、いま知りたい食のトレンド最前線

東京生まれ。富裕層向けライフスタイル誌「セブンシーズ」、女性ファッション誌「Harper& BAZAAR日本版」、「東京カレンダー」誌で編集長を歴任。アマゾン・ジャパンでファッション・エディトリアル・ディレクターを務めたのちに独立。主なテーマに食べること、飲むこと、旅をすること、および女性のコンサバティブなファッション。趣味は乗馬(エンデュランス競技)と犬の散歩、はしご酒。地元である東京、谷中・根津・千駄木(通称谷根千)の地域メディア「rojiroji(ロジロジ)」を夫とともに主宰。

  • 大人の自由研究 辿り着いたレモンサワーの名店2選

    3度のメシよりシャンパンが好きだという、広告業界で働くウーマン・エグゼクティブに久々に会った。「アレ、なんか顔がすっきりした?」と聞けば、「毎晩飲んでいたシャンパンをレモンサワーに変えただけで5キロ痩せた!」と。スタイリッシュな港区女子である彼女とレモンサワーとは意外なマッチングにも思えたが、いま空 ...

  • 世界をニュージーランドへ注目させた「ソーヴィニヨン ブラン」

    祝杯をあげるとき、自分自身の時間を楽しむとき、孤独を噛みしめるとき……一杯の酒と向き合う空間に身をおくひとときは、明日への活力となる。ワインの世界はオールドワールドとニューワールドに二分されている。すなわち、フランス、イタリア、スペインなどヨーロッパ大航海時代からワインを ...

  • ビジネスパーソンのための銀座のホテル活用法

    「銀座で15時からミーティング」というとき、あなたはどこを指定するだろうか。街のおしゃれなカフェはどこも観光客でいっぱいだし、チェーン系の喫茶店は居眠りをするサラリーマンに占拠されている。またアポイントとアポイントの合間に1時間ほど隙間が出来てしまい、オフィスに帰るほどの余裕もないとき、あなたはどう ...

  • 「ノンピート」に挑戦するブルックラディの革新

    祝杯をあげるとき、自分自身の時間を楽しむとき、孤独を噛みしめるとき… 。一杯の酒と向き合う空間に身をおくひとときは、明日への活力となる。ウイスキー愛好家の聖地といわれるアイラ島では、1700年代から大小の蒸留所でウイスキーが造られており、「ブルックラディ」も1881年にアイラ島南部で設 ...

  • 「ナパ・ソノマは燃え尽きていない」 山火事、風評からの復興

    春、カリフォルニアの山々はあざやかなグリーンに色づく。この3月、ナパとソノマを訪れた筆者は、なだらかなブドウ畑が続く小高い丘上のワイナリーを訪れた際、その美しい眺望をカメラに収めんとクルマを降りた。と、吹いてきた風がどこか焦げくさい。ふと足元を見れば真っ黒に焦げた木々が燃え尽きて炭のようになっていた ...

  • 高級ワインの代名詞「シャトー・マルゴー」の実力とは?

    「私の血はワインでできているの」とは故川島なお美さんの遺した名言だが、本当は「私の血はマルゴーでできているの」と言ったのだそうだ。たしかにシャトー・マルゴーは彼女のお別れ会にも使われ、川島さんの愛したワインとしてよく知られている。また映画にもなった小説『失楽園』では主人公ふたりが最期に飲むワインとし ...

  • 創業40周年、女性CEOがリードする「エスカーダ」

    1978年、ミュンヘンで創業されたエスカーダは、セレブリティや多くの女性エグゼクティブに支持される高級女性ファッションブランド。創業から40周年を前にした2016年、ブランド始まって以来の初女性CEOが誕生した。イリス・エープル=リーギ氏はドイツ南西部のフリディゲン生まれの52歳。女性が首相を務める ...

  • ロシア皇帝に捧げられた黄金色のシャンパーニュ

    「ルイ・ロデレール」を知らない人でも「クリスタル」という名なら聞いたことがあるのでは。ドン ペリニヨンやクリュッグなどと並ぶ、プレステージの高いシャンパーニュとして名高い「ルイ・ロデレール クリスタル」。その最大の特徴は、シャンパーニュには珍しい、この透明なボトルにあるだろう。通常、ワインのボトルは ...

  • ロシア占有ではない? 加熱する国産キャビア養殖の現場

    キャビアはいわずとしれた高級食材。フォワグラやトリュフと並んで世界三大珍味としても知られているが、高価であるがゆえに庶民の口にはなかなか入らない。一般的には結婚披露宴の料理に小指の先ほど盛られているのをありがたがって口にする程度だろうか。一生に一度くらい、遠慮しないで思い切り食べたいなと思っていたら ...

  • 「5」を秘めたシーバスリーガル初のブレンデッドモルト

    「僕らは井の頭公園の林の上に浮かんだ三日月を眺め、シーバスリーガルを最後の一滴まで飲んだ。美味い酒だった」とあるのは村上春樹氏による名作『ノルウェイの森』。作中で主人公たちがししゃもを肴にしながら飲んだというこのウイスキー、村上氏の印象から現代的な印象を覚えるが、その歴史は古く、18世紀後半にまでさ ...

  • 正月太りは冬のうちに解消! 3日間ファスティングのすすめ

    正月休み明け、いつものスーツに身を包もうとしたら、アレ? 少しキツくなったかな?年末の忘年会でたっぷり飲み食いし、お正月は自宅でゆっくりお餅やおせちを味わっているうちにプクプク……正月太りはもはや日本の国民的な症状かもしれない。30代のうちは数日ランニングすれば落ちたはず ...

  • ビオワインってなに? 知っておきたい自然派ワインの基礎知識

    「このワインはビオだから悪酔いしない」「自然派ワインあります」など、近年よく聞くフレーズだ。ただ、BIO(ビオ)、ビオディナミ、オーガニック、ヴァン・ナチュール、自然派ワイン、とさまざまな表現があり、それらは同じものなのか、それとも異なるものなのかも判然としないワイン初心者としては「私はこれを支持し ...

  • 世界でもっともピーティーなウイスキーの進化形

    モルトウイスキーファンがいつかは訪れたいと願う場所、それはスコットランドのアイラ島である。東京23区ほどのサイズの島に人口はわずか3400人程度。メキシコから流れこむ潮のためスコットランドよりは温暖だが、荒天で知られるスコットランドらしく風が非常に強い。天気がコロコロと変わり、船の運航がアテにならな ...

  • 日本人の好みに合う? いま「南インド料理」がアツい理由

    お昼どき、ふと「今日はカレーを食べようかな」と考える。すると、頭の中はカレー一色に染まり、カレー店を探さずにはいられなくなる。カレーにはひとたび因われれば、そこから逃れられない呪縛のチカラがあるようだ。恐るべし、カレーのオブセッション。ではアナタが「カレー」とイメージするとき、そのカレーとはどんなカ ...

  • 今さら聞けない食トレンド、「ペアリング」とはなにか?

    レストランで「ワインはどうなさいますか?」とリストを渡されるとき、若干の緊張が走るのは私だけではないだろう。泡か、白か、赤なのか。フランスのワインを選ぶか、それ以外の国のものにするか。軽め、重め? 樽香がしっかり効いたタイプ、それとも果実味豊かでフレッシュなもの?なんとなくの好みはあるものの、それを ...