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マーケット、ミレニアル世代、マネー担当。

dolgachov / Bigstock



2013年の10月、ツイッターがIPO申請を行った翌日、ツイッター社とは全く関係の無い、Tweeter Entertainment社の株が1400万株も取引され、一時売買停止になる事態が発生した。これは、ツイッター社の証券取引コード「TWTR」と、ツイーター社の証券取引コード「TWTRQ」が似ていたため、勘違いをしたトレーダーが殺到したためだった。

注意力のある投資家ならば証券コードの最後の「Q」を見逃すようなことは無いだろうが、これは株取引の初心者が犯しやすいミスかもしれない。

ここでは、TD AmeritradeのチーフストラテジストのJ・J・キナハンほか、2名のプロフェッショナルたちに、初心者が株式投資でやりがちな10の間違いを聞いてみた。

1. 基本情報を調べない
株や債券の価値をはかるには様々な共通の基準があり、それに従えば買い時かそうでないかを決めるのは単純なことだ。しっかりと下調べをして、収益成長率や売買差益、増収のポテンシャル等の基本情報に注意を払おう。

2. 調子に乗る
500株の取引を行う投資家が取引額を倍増させる場合、1度の投資で金額を2倍にするのではなく、何度かに分けて少しずつ増やした方がいい。プロは、取引する金額を増やす時は慎重に事を進める。時間をかけて投資することにより、状況をしっかりと探り、リスクを減らすことが出来る。

3. ひとつのものに全てを投資する
短期的な投資に気を取られ、ポジション(証券の持ち高)しか意識していない人は多い。ひとつの株や銘柄だけに注目した方が、株価が上昇した時に大きなリターンを得られると考えている投資家もいる。しかし、望む通りにポジションが動かなければ、損をすることもある。ひとことで言えば分散投資をすべし。

4. バイアスを認識していない
人間には必ず潜在意識のバイアスがある。自分にバイアスがあることを認識していないのが、間違った行動を起こす要因だ。バイアスには、自分の仮説や意見を支持する情報ばかりを集める「確証バイアス」、自分のことを株を見る目があると思っている「楽観バイアス」、“赤信号みんなで渡れば怖くない”的に考える「集団バイアス」などがある。

5. 配当を追いかける
低金利の時代が続いているため、他の投資よりも実質的なリターンのある配当に惑わされる投資家も多い。会社が四半期配当を払うために、キャッシュをすべて使い切っていたら、最終的に配当もなくなり、株価も下がっても不思議はない。それよりも、高収益の成長株に注目した方がいい。

6. 株や税金に固執する
長い間多くの株を保有していると、株に執着して手放せなくなったり、売却益による税金を払うのを嫌がる人もいる。しかし、金融危機などで株価が暴落すれば、税金を上回る損をすることになる。

7. 途中で方針を変える
お金に関しては誰もが感情的になりやすいもの。感情に左右されない一番の方法は、最初の計画通りに進めることだ。株価が93ドルになったら売ると決めていたなら、どんな時もその通りに売ろう。

8. 一気にやる
1,500株を購入するつもりなら、一度にすべて買わず、まず500株を買ってその後の動向を見る。これはプロの投資家が必ずやっていることだ。株価が上昇したら、最初にもう1,000株買っておけば得られたはずの利益は得られないが、いつもそうなるとは限らない。

9. 練習をしていない
投資も他のことと同じで「習うより慣れよ」。投資の練習をしていない人は失敗する危険もある。「常にお金を動かし続けろ」というのは犠牲の大きい軽率なアドバイスだが、「一度買ったら動かすな」というのもまた損をする可能性がある。

10. ニュースに一喜一憂する
取引日の最初の数時間を「アマチュア・タイム」と呼ぶ人もいる。前夜の新製品発表や役員交代などのニュース見て、翌朝に急いで株を売買する投資家がいるからだ。プロは、ニュースの騒ぎが落ち着き、マーケットが基本的なレベルに回復するのを待ってから取引をする。

文=サマンサ・シャーフ(Forbes)/ 翻訳編集=的野裕子

 

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