“薄味ウエスタン”がこの春のトレンド最右翼に!?
栃原 続いてのキーワードが“ソフトウエスタン”。これは、2025年春夏にリーバイスが打ち出すテーマのひとつにもなっています。

━━渋カジや古着を通ってきた世代にとって、“ウエスタン”はなんとも懐かしい響き。
栃原 実をいうと今、ウエスタンは世界的にキテるトレンドなんです。もちろん、リーバイスでもこの春夏は多くのアイテムをスタンバイしています。分かりやすいところだと、こちらです。
━━ウエスタンシャツですね!

栃原 こちらはウエスタンシャツですが、色はブラックでシルエットはリラックスフィット。ポケットのフラップはウエスタン調ですが、ヨークのステッチもないため、“いかにも”な感じではありません。見た目にもモダンで取り入れやすい1枚だと思います。
━━だから“ソフトウエスタン”なんですね。デニムパンツもある。


栃原 これは「567」というモデルのリラックスドフレアというフィット。見ての通り、ルーズなフレアという感じですね。昨シーズンの春夏は、「517」が大変ご好評をいただきました。そこで今シーズンからはさらにルーズなフレアタイプを展開します。
「517」は美脚効果抜群ですが、自身のサイズに合わせてカットすると、絶妙なフレア感が消えてしまう場合もありますよね。「567」は裾にしっかり溜まりが出るタイプのフレアなので、「517」とは違うテイストを楽しめると思います。
ストレートや、通常のワイド・ルーズに飽きた方にはぜひおすすめの1本です。
注目はデニムセットアップのその先

栃原 デニムのセットアップも今季注目のキーワードです。
━━確かに、トラッカージャケットにデニムパンツのデニムonデニムスタイルは、街中でもよく見かけるようになりましたね。
栃原 そうですね。今シーズンは一歩進んで、ちょっとドレッシーに着こなせるセットアップに注目が集まると睨んでいます。


━━と、いいますと?
栃原 今シーズンのおすすめがこの3ピース。ベストとジャケットとパンツのセットで、フォーマルな雰囲気ですが、ストライプが入っているのでカジュアルにも着ていただけます。

━━ヒッコリーストライプはワークパンツでもよく見かけますが、セットアップだと全然印象が違いますね。
栃原 単体で着るとワークっぽくなりがちですが、スリーピースセットアップとして合わせれば、上品な印象に見えると思います。難易度が高そうで、実は意外と取り入れやすいんですよ。古着のTシャツを合わせて足元はヴァンズ、といったスタイルでもお洒落です。
━━それぞれ、セパレートでも使いやすそうですしね。
栃原 ちなみに無地もご用意しております。

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我々にとってはワードローブに欠かせないリーバイス。シーンを牽引する存在だけに、その動向はデニムトレンドにも大きな影響を与えるはず。
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(この記事はOCEANSより転載しています)