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2025.03.06 12:30

M4チップ搭載の新型MacBook Air、新色追加 お値段据え置き

M4チップを採用した新型のMacBook Air(Apple)

M4チップを採用した新型のMacBook Air(Apple)

アップルは最新ノートパソコンとなる新型MacBook Airを発表した。すでに予約受付が始まっており、3月12日に発売される。米国では従来モデルよりも価格が引き下げられているが、日本では据え置きとなっている。

新色「スカイブルー」登場

新型MacBook Airの全体的なデザインは昨年モデルから変わらないが、カラーとカメラの2点がアップデートされた。

新色「スカイブルー」のMacBook Air(Apple)
新色「スカイブルー」のMacBook Air(Apple)

現在のMacBook Airの3色、スターライト、ミッドナイト、シルバーは引き続き提供される。しかし、4色目だったスペースグレイは廃止され、新たにスカイブルーが追加された。このスカイブルーは明るく、控えめで落ち着いた色調となっており、初見から興味を引く印象を与える。以前、MacBook Proの高価格帯モデルでのみ提供された「スペースブラック」のように、アップルは色に制限を設けたことがあるが、スカイブルーはM4プロセッサを搭載するすべてのMacBook Airモデルで利用可能だ。

12メガピクセルのセンターフレームカメラを採用

従来の1080p FaceTime HDカメラは、新たにセンターフレームカメラに置き換えられた。これは12メガピクセルの解像度を持ち、ビデオ通話中に人物を自動でフレーム中央に収めるほか、デスクビュー機能により、ユーザー自身と机の上面を同時表示できる。他のMacに搭載されているセンターフレームカメラと同様の機能を果たすが、MacBook Air向けに一から設計されたセンサーとシステムを採用している。

すべてのモデルがM4プロセッサを搭載

今回のMacBook Airに搭載されるM4プロセッサは、10コアCPUと10コアGPUを備えている。13インチと15インチの全モデルがM4へ移行し、アップルによればM1プロセッサ搭載MacBook Airに比べ最大2倍の速度を実現しているという。

さらに、一部ユーザーにとってうれしい変更として、外部ディスプレイのサポート台数が拡張されている。M2搭載モデルは外部ディスプレイ1台まで、M3モデルでは本体を閉じている場合に2台対応だったが、M4モデルでは開いた状態でも2台の外部ディスプレイを利用できる。この変更にともない、現在のM3モデルは販売終了となる。

開いた状態でも2台の外部ディスプレイを利用できるように(Apple)
開いた状態でも2台の外部ディスプレイを利用できるように(Apple)

米国では100ドル安く、日本では価格据え置き

新しいM4搭載MacBook Airは、13インチモデルが999ドル〜、15インチモデルが1099ドル〜となっている。従来のM3モデルは13インチが1099ドル、15インチが1299ドルだったため、100ドルの値下げとなる。(編集部注:日本では新型M4搭載の13インチモデルが税込16万4800円〜、15インチモデルが税込19万8800円〜。前モデルとなるM3搭載の13インチモデルが税込16万4800円、15インチモデルが税込19万8800円〜であり、日本での価格は据え置きとなっている)

13インチと15インチモデルがラインナップ(Apple)
13インチと15インチモデルがラインナップ(Apple)
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アップルが新型iPad Air、iPadを発表 プロセッサ強化、デザインそのまま

forbes.com 原文

翻訳=酒匂寛

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