BLACKPINKのジスによるソロ活動はエキサイティングなものとなった。彼女は2月中旬にデビューミニアルバム『Amortage』をリリースした。このプロジェクト自体は米国では振るわなかったが、同アルバムのリード・シングルはすぐにヒットした。
『Earthquake』 は今週いくつかのビルボードチャートに初登場し、この世界的スーパースターにとっての新記録をもたらした。ジスはこのシングルにより、彼女にとって初となるWorld Digital Song Salesチャートの首位を獲得したのだ。World Digital Song Salesチャートは、アメリカで最も販売された英語、スペイン語以外の楽曲を順位付けするものだ。
ジスは過去にもこのチャートの首位獲得に近づいたことがあるが、実際に首位を獲得するのは今回が初めてのことだ。彼女のシングル・アルバム『Me』に収録された『Flower』が2023年に2位を記録している。
その他にも同チャートのTOP10入りを果たしたのは、同じく『Me』に収録された『All Eyes on Me』で、同曲の最高順位は6位となっている。
ジスの『Earthquake』は同チャート初登場で1位を獲得した楽曲だが、他にも初登場の楽曲として、Dolce Vitaの『Nel Blu Dipinto Di Blu (Volare)』がある。こちらの順位は4位であり、ジスの後塵を拝す結果となった。
『Earthquake』は他のビルボードのグローバルチャートにも登場している。Billboard Global Excl U.S.では22位、Billboard Global 200では47位の順位をつけた。
ただ、悲しいことに、『Earthquake』はすべての言語とジャンルを対象とするチャートにランクインするほどのセールスは記録していない。この曲はまた、Streaming SongsやHot 100のようなリストに載るほどのパフォーマンスも見せなかった。上記のようなチャートに登場するほど、米国のファンたちはジスの楽曲を購入したり、ストリーミング視聴したりはしなかったようだ。