最強ノートのMacBook Pro。最も安価な「M4」機をおすすめする理由
続いてM4搭載MacBook Proだ。本機は名前に「プロ」を冠していることからクリエイター、研究者、プログラマーなどMacにヘビーな仕事をさせるユーザーのためのマシンというイメージを持たれている。確かにMacのモバイルノートとしてProは高いパフォーマンスを備えている。だが筆者のような普通のビジネスパーソンも「Proを選んでよかった」と本機に感心させられる場面は少なくない。一番の魅力は内蔵バッテリーがタフであることだ。スタンダードクラスのM4チップ搭載機はビデオストリーミングで最大24時間、ワイヤレスインターネットで最大16時間のバッテリー持ちを実現している。筆者も14インチのM3搭載MacBook Proを愛機にしてから間もなく1年になるが、特に海外出張の時に長いフライトの間にもMacBook Proのバッテリー残量を気にすることなく、機内で使い倒せるようになった。公称スペック上のバッテリー持ちはM4 Pro、M4 Maxになるほど短くなる。「ノートPCはバッテリーのスタミナ重視」な方は、エントリースペックのM4搭載MacBook Proを選んでおけば安心だ。
スタート価格は昨年のM3搭載MacBook Proと同じ税込24万8800円。スペースグレイがなくなった代わりに、M4搭載機からスペースブラックが選べる。キーボード側のアルミニウムにはアルマイト処理によるコーティングを施しているので指紋が目立ちにくい。