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2024.10.23 08:30

新iPad miniは「見た目以上」のアップデートと値頃感、唯一のプロ向け小型端末に

3年ぶりに刷新されたiPad mini(Apple)

メモ書きはもちろん、デジタル写真の修正などに使う場合でも、これらのApple Pencil交換製品で充分という場合は多いと思う。充電やペアリングの問題がないのであれば利用できる場合も多いので、ぜひ手持ちのApple Pencilについて新しいiPad Proでの動作を確認しておくと良いだろう。

iPhoneとは独立して進化を続けるiPadOS

今年導入されたiPadOS 18は、同じ源流を持つiOSと異なる方向性で進化していくことを見せた。それらのほとんどは、以前のiPad miniでも動作はするが、当然ながら最新モデルの方がよりよく機能するか、あるいはより高速に動作する。
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例えばMathNotesは、手書きで数式を書きこむだけで瞬時に計算結果を得られる機能だ。数式をグラフに変換させることもできる。簡単な宿題を解くための、メモ帳の上での作業といった使い方から、複雑な科学技術演算の数式まで幅広い場面で活用できる。しかも、書き換えるたびにリアルタイムでその結果が表示に反映される。
手書きで数式を入力するだけで瞬時に計算結果を得られるMathNotes機能(Apple)

手書きで数式を入力するだけで瞬時に計算結果を得られるMathNotes機能(Apple)

簡単な図面を描いて、そこに寸法を入れていくと、面積を割り出したり、面積あたりの単価を指定することによって、必要な塗料の量を計算したり、そこから導き出されるコストの総計などをApple Pencilで描くだけで導けるのはおもしろいアプローチだ。

他にも数多く、新機能がiPadOS 18に搭載されているが、いずれにせよ今後も毎年のようにiPadOSは進化していくだろう。前進していく上で基礎的なパフォーマンスを積み増しておくと言う意味において、最新に近いプロセッサーに更新することには大きな意味がある。しかし以前のモデルでは対応できない機能もある。

それがApple Intelligenceだ。

デバイス内での問題解決が多いApple Intelligence

ご存知の通り、Apple Intelligenceは今後、進化していく上で重要な基盤になる技術と位置づけられているものだ。その動作はデバイス上のプロセッサーで処理されるものに加えて、プライベートクラウドと呼ばれる独自に開発したプライバシーを侵害しないクラウド技術で、より多くの情報を参照せねばならない大きな問題解決にも対応する。
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