上司と過ごす時間を増やす
ここまでに挙げたテクニックを実践すると、上司と過ごす時間が増えることになる。それこそが重要な一歩だ。あなたが上司の目につきやすくなるだけでなく、あなた自身の満足度と、仕事に対するやる気も、大きく向上するはずだ。上司と過ごす最適な時間に関する研究では、週6時間を上司とのやりとりに費やす人は、週1時間しか費やさない人に比べて、やる気が29%高くなることが示されている。
社内の配置転換を活用する
自分の強みや関心に合った新たな役職を、組織内で探ってみよう。多くの会社には、別のポストに異動できる社内配置転換プログラムがある。その過程で、潜在能力がフルに解き放たれることも珍しくない。キャリア成長に関する研究では、「自分は、日々の仕事を通じて自分の長期的なキャリア目標に近づいている」と感じる従業員はわずか19%にとどまることがわかった。もしかしたらあなたも、自分のキャリア上の目標に沿った、別の役職を見つける必要があるかもしれない。
自分の成長を自分で支援する
ハイパフォーマーになる利点がはっきりしないように見えるなら、自分にとって意味が感じられるインセンティブを求めよう(例えば、研修の機会や、個人的価値観に合ったプロジェクトといったものだ)。自分が達成したことを確実に認めてもらうようにすることも、ハイパフォーマンスを維持しようとする動機になる。自分に合った成長計画を練る
上司と協力して、具体的なスキル開発、体験しておくべき事柄、達成すべき節目を盛りこんだ成長計画を練るといい。計画を定期的に見直し、ハイパフォーマーへの道から外れないようにしよう。変化を受け入れ、同僚たちを導く
変化を伴う計画を受け入れ、同僚たちを新たな方向へと導くことで、単なる参加者以上の存在になろう。最高のパフォーマーは、状況にただ適応するだけではない。他者の行動にも良い影響を与えるものだ。そうしたことは、チーム内部の対話をポジティブな方向に向かわせ、チーム全体が解決策に注力するよう後押しすることで達成できるはずだ。
(forbes.com 原文)