AGA、薄毛治療、発毛、育毛を専門とするDクリニック東京院長の小山太郎医師によれば、頭皮に熱がこもると、頭皮の発汗が活発になり雑菌が繁殖しやすい頭皮環境となるため、湿疹、かゆみが生じ、それが抜け毛につながると話している。なので、頭皮を冷やすことが重要となる。
トータルヘルスケア企業のアンファーは、どのようなタイミングで頭皮に熱がこもるのかを調査した。冷房の効いた屋内(摂氏24度)、日中の野外(摂氏34度)で10分間過ごした直後、入浴直後、ドライヤー直後のそれぞれの頭皮の温度を計測すると、日中の屋外で10分間過ごした後は、冷房の効いた屋内にいたときよりも頭皮の温度が10度近くも高い42.7度になっていた。また、入浴直後、ドライヤー直後もかなり高温になった。
そこで、スッとするクール系シャンプーを使ったところ、入浴直後の頭皮温度は1.5度ほど低くなり、ドライヤー後も5度近く低い温度を保つことがわかった。また、日中の屋外で10分過ごし、頭皮温度が42.7度に上昇した時点でドライシャンプーを使用したところ、直後で31.6度まで下がり、5分後でも35.1度となっていた。
日中、仕事中にお風呂に入るわけにはいかないので、ドライシャンプーはありがたい。とくに、外で長時間活動する際には、汗や皮脂を吸着してベタつきを取り、清涼感を持続してくれるドライシャンプーがよいということだ。
そのほか、頭皮の温度を下げるアイテムとして、ハンディーファン、日傘、帽子、頭皮用冷感スプレーをアンファーは勧めている。また小川医師は、ドライヤーを頭皮に近づけ過ぎると頭皮の温度が上がるので適切な距離を保つよう注意している。クール系シャンプーにはクールダウンのほかにリラックス効果も期待できるそうだ。
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