ステップ3：新しいプロジェクトの追加に注意
私たちはしばしば、生産性を追求するあまり、新しいプロジェクトのための余裕を確保することなく、新しいプロジェクトを引き受けるという罠に陥りがちだ。その結果、従業員に過度の負荷がかかり、集中力が低下してしまう。新しいプロジェクトを引き受ける前に、既存のプロジェクトを見直してみよう。新しいものを入れる余裕をつくるため、必要でないものは捨てよう。そうすることで、ただ忙しいだけでなく、生産性を高め、本当に重要なことに集中できる。
しっかりした目的と意図を持って「イエス」や「ノー」を言うことを学ぶべきだ。これを容易にできるようにするため、イエスとノーそれぞれの基準を考えてみよう。仕事を辞退してノーと言うことは、イエスと言うことと同じくらい重要だ。生産性と効率の最適化は、最も重要なプロジェクトに、時間とタスクを戦略的に集中させることから始まる。
職場に新しい命を吹き込む
時代遅れの慣行が、私たちの創造性と生産性を閉塞させているが、そうである必要はない。プロセスを棚卸しし、お役所仕事と非効率に挑戦し、新しいプロジェクトに戦略的に取り組むことで、私たちは、職場を「非効率な墓場」から「イノベーションのダイナミックな拠点」へと変えることができる。毎日の習慣として優先順位付けが行われ、創造性が花開き、従業員が意欲的に仕事に取り組む、活気あふれる職場を想像してみてほしい。重荷を取り除き、時代遅れの慣行という鎖から解き放たれ、潜在能力を最大限に引き出し、本当に重要なことに集中できる職場のことだ。
協力しあうことで私たちは、職場を活性化させ、生産性の精神を保ち繁栄させられるはずだ。
（forbes.com 原文）
