音楽

2024.04.19

テイラー・スウィフトの「待望の新アルバム」に関する情報まとめ

Photo by Ashok Kumar/TAS24/Getty Images for TAS Rights Management

ファンが待望するテイラー・スウィフトにとって11枚目のスタジオ・アルバム『The Tortured Poets Department』は、米国時間4月19日(日本では20日)にリリースされる。スウィフトはこのアルバムをさまざまな趣向を凝らしたものにしている。

このアルバムには16曲とボーナス・トラックが1曲収録されているが、レコード盤には4種類のバリエーションがあり、それぞれに異なるボーナストラックが収録される。

ゲストパフォーマーとしては、ポスト・マローンが1曲目の『Fortnight』に、フローレンス・アンド・ザ・マシーンが8曲目の『Florida!!!』に参加している。

15日に発表されたクレジットによると、スウィフトは2曲の単独作曲者として記載されており、2人のコラボレーター(ポスト・マローンとフローレンス・アンド・ザ・マシーンのフロントウーマンであるフローレンス・ウェルチ)から作曲協力を受けている。また、その他の曲では長年のコラボレーターであるプロデューサーのジャック・アントノフや、同じくプロデューサーのアーロン・デスナーと作曲クレジットを共有している。

スウィフトは、新アルバムのプロモーションの一環として、Apple Musicで彼女が個人的にキュレーションしたプレイリスト5種を公開している。それぞれのリストは、失恋と悲しみを5段階で表現した内容になっており、最初の10枚のアルバムから選んだ楽曲で構成されている。

スウィフトはまた、16日にインスタグラムで「The TTPD Timetable」とキャプションをつけたビデオを公開し、ミュージックビデオがアルバムのリリースと同時に公開されることを発表した。アルバム『The Tortured Poets Department』は19日(日本では20日)から全ての主要ストリーミング・プラットフォームで配信される。

QRコードを用いたプロモーション

スウィフトのチームは15日、Spotifyとのパートナーシップにより、16日から19日まで、アルバムのプロモーションのための展示をロサンゼルスのショッピングモール、ザ・グローブで行うと発表した。また、ロンドンやメルボルン、ナッシュビル、シカゴなどの都市では、さまざまな場所にQRコードが設置され始めた。このQRコードをスキャンすると、アルバムに関連すると思われるYouTubeの短編動画が表示されるという。

このアルバムは恋の破局を歌ったものなのか?

スウィフトは、新作が恋愛の破局をテーマにしたものだとは言っていないが、『My Boy Only Breaks His Favorite Toys』や『I Can Do It With A Broken Heart』といった楽曲名から、ファンはこのアルバムがスウィフトが6年間交際していた俳優のジョー・アルウィンとの破局を題材にしたものだと確信している。

また、複数のアナログ盤のバリエーションを発表した際に、スウィフトはアルバム・ジャケットの裏面に、破局を示唆するようなメッセージを添えていた。「悲しいことは言わないで」、「愛してる、けれどそれは私の人生を台無しにしている」と彼女は書いていた。
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forbes.com 原文

編集=上田裕資

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