キャリア・教育

2024.03.11 15:00

米国の若者が移住したい国のランキングで日本が3位に

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学生に最適な欧州の国

教育プラットフォームのエデュネーションは、学生が「活気ある環境を楽しみながら、学問的な冒険や人生観が変わるほどの体験」をすることができる欧州の留学先をランク付けした。1位から3位は以下の通り。
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・1位 フィンランド
フィンランドが1位に選ばれた理由としては、同国は長年にわたって「世界で最も幸せな国」として評価されていることや、世界最高とも言われる教育制度が整っていることなどが挙げられる。エデュネーションは、フィンランドの大学への欧州圏外からの学生の出願は2021年に141%増加したと説明。「誰もが健康的な食事やきれいな水、就職の機会、高額な所得、育児休暇など、フィンランドの制度が提供する恩恵を受けることができる」と紹介した。

・2位 ポルトガル
ポルトガルが2位に選ばれた理由としては、気候や建築物もさることながら、世界でもトップクラスの大学があり、安い生活費で地元の文化に浸ることができ、滞在施設も手頃であることなどが挙げられた。

・3位 フランス
フランスは欧州で最も人気のある旅行先の1つだが、留学を考える上でも、首都パリだけでなく他の都市でも同様に活気ある文化や一流の教育を体験できる優れた大学がある。
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以下、スペイン、ドイツ、イタリア、英国、オランダ、スイス、スウェーデンが続いた。

移住を希望する米国人は学生だけではない

英経済誌エコノミストによると、欧州に移住する、あるいは移住を計画する米国人が増えており、その理由の1つにワークライフバランスが挙げられている。

欧州に移住する米国人の数は、過去10年間で大幅に増加した。オランダでは1万5500人から2万4000人へ、ポルトガルでは約1万人と10年前の3倍になっており、スペインでは2万人から3万4000人へと増加している。フランスやドイツ、北欧など他の国々でも、米国人の居住者数は緩やかだが着実に増加。英国でも、2013年の13万7000人から2021年には16万6000人に増加した。

forbes.com 原文

翻訳・編集=安藤清香

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