魅力的な世界の言語ランキング、日本語が低ランクの理由とは

プレスリリースより

口説き文句を聞いたとき、どの国の言葉がいちばんドキドキするかという調査が行われた。それによると、第1位はイタリア語。まあ納得の感じだ。気になる日本語は、残念ながらドイツ語と並んでビリから2番目だった。しかし、日本語でも魅力的に聞こえる話し方がある。

アメリカを拠点に世界180カ国で50カ国語を教えるオンライン語学教育サービスを展開するPreply(プレプリー)は、バレンタインデーに合わせてこの調査を実施した。被験者の安静時の心拍数(基準値)を測定し、その状態で各国語の口説き文句を聞いてもらい、基準値からの心拍数の増加率を集計した。ドキドキするほうが魅力的な言語、という判断だ。

結果は、1位がイタリア語、2位がポルトガル語、フランス語とギリシャ語が同率3位となった。そして、ワースト1位がオランダ語、ドイツ語と日本語が同率ワースト2位で、中国語がワースト3位だった。

言語学者のアレクサンドラ・ステヴァノヴィッチ氏によると、魅力的に感じるのは「歌うのが容易な言語」とのこと。イタリア語の場合、すべての子音の後に母音がつながり、すべての音節が基本的に母音で終わる。それが心地よく聞こえるのだそうだ。反対に、スラブ語やドイツ語など、子音が連続する「子音群」のある言語は非音楽的で魅力に欠けると解説している。

日本語も子音と母音のセットが基本の言語のはずだが、「日本語はロックのリズムに乗りにくい」と英語っぽく日本語を歌うミュージシャンが多いところを見ると、非音楽的言語に分類されるのだろうか。

プレプリーで学習プログラムの開発を行っている言語と異文化コミュニケーションの専門家、シルヴィア・ジョンソン氏は、「日本語の独特なピッチやアクセントは、聞き慣れていない人には途切れ途切れに聞こえることがあり、それが魅力的に感じにくい要因のひとつ」と話している。

ここで、ステヴァノヴィッチ氏が教える、日本語でも魅力的に感じられる話し方を紹介しよう。

1 音程を低くする
自信満々のベネディクト・カンバーバッチのイメージ。

2 ゆっくり話す
ゆっくり話せば自信のある印象が伝わる。

3 吐息を多めに発音する
イメージは低めのハスキーボイスのスカーレット・ヨハンソン。ときおり声が「折れる」ような少し不安定な声が魅力に感じるという。母音を発音するときに多めに空気を送り込むといい。

プレスリリース

文 = 金井哲夫

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