ビジネス

2014.09.30

「セコイア・チャイナ」だけが、なぜ中国を攻略できたのか?

中国有数のベンチャー投資会社「セコイア・チャイナ」を率いるパートナーたち。左からグレン・スン、クイ・ゾウ、ニール・シェン、スティーブン・ジ、シン・リウ。<br />他国の支社と連携しつつ、中国独自の戦略を組み立てている。



外資系ベンチャー投資会社にとって難攻不落であった中国市場を攻略した、名門「セコイア・キャピタル」の中国支社。
多角化、営業力、そしてネットワーク――。その強さの秘密が、ついに関係者たち自身により明かされる。

 ニール・シェンをご存知だろうか? 彼こそ、全競合が苦戦する中国において、セコイア・キャピタルのフランチャイズ経営を成功させた立役者である。
本国アメリカオフィスとつかず離れずの蜜月関係を維持しつつ、中国ビジネスのイロハを知りつくした男が放つ敏腕手腕には、ライバル会社も舌を巻く。若手の大規模採用、独特のチーム編成術など、次々と切り口を変えながら大航海を続ける、セコイア・チャイナのご当地処世術とは。

アレックス・コンラッド

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