同社の今回のラウンドには、既存出資元のインシグニア・ベンチャーズ・パートナーズやアントラー・エレベート、1982ベンチャーズらも参加した。創業4年のブルーシーツの評価額は3000万ドルとされた。
「多くの組織がAIアプリケーションを導入しようとしているが、その多くは苦戦している。私たちがブルーシーツを評価するのは、彼らが金融サービスがAIを導入するための基盤レイヤーを形成している点だ」と、イルミネイト・フィナンシャルのゼネラルパートナーのルカ・ゾルジーノは述べている。
2020年設立のブルーシーツは、企業の財務データ処理や管理を支援するAIツールを開発している。同社のソフトウェアは、グーグルやマイクロソフト、QuickBooks、Stripe、SAPといった企業向けソフトとの連携が可能で、リアルタイムでデータ処理が行える。
ブルーシーツは、新たな資金を採用や国際的な拡大、新たなAIプロダクトの開発に充てると述べており、事業拡大の一環として、保険や金融分野の大手をターゲットにしようとしている。同社のサービスは、レストランチェーンのPizza Expressや保険会社のMSIGを含む、アジアや米国、英国の200社以上に利用されている。
「大規模言語モデル(LLM)のポテンシャルは巨大で、これが何をもたらすかは、まだ完全に理解されていない。当社の自動化プロジェクトの多くは、旧来の手作業のワークフローの90%を自動化し、100%に近づけようとしている」と、ブルーシーツのCEOで共同創業者のクリスチャン・シュナイダーは述べている。