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2024.01.15

八村塁のトレードはあり得るのか 低迷中レイカーズの突破口とは

Getty Images

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「まっつんのNBAだべり場」

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2024年に入り、NBAもシーズン前半戦の終盤を迎えつつあります。EASTの上位争いは概ね予想通りの展開ですが、WESTの上位争いはかなり予想外な展開。そんなNBAに大きなイベントがやってきます。それが「トレードデッドライン」。

今年は現地2月8日(日本時間2月9日)にその期限がやってくるので、その直前は多くの選手がトレードによって他チームへ移籍します。昨シーズンにケビン・デュラントがサンズへ移籍したのが懐かしいですね。期限直前に動くチームは多数あると思いますが、今日はロサンゼルス・レイカーズがどのような動きをするべきかというポイントに絞って紹介します。

インシーズントーナメント優勝でも苦境のレイカーズ

インシーズントーナメント優勝したレイカーズ しかしその後は......(Getty Images)

インシーズントーナメント優勝したレイカーズ しかしその後は......(Getty Images)

レイカーズはNBA史上初のインシーズントーナメント優勝チームに輝き、ここからさらにギアがかかってくると思われてましたが、トーナメント後は4勝10敗(2024年1月9日現在)と負け越しています。シーズン全体でも18勝19敗と勝率50%を下回り、WEST10位まで順位が下がってきました。特に1月に入ると3連敗となり、監督のダービン・ハムと選手の間に溝ができているなどの噂がでるようになりました。直近のクリッパーズ相手に勝利できたことはポジティブ材料ですが、まだまだチームが抱える課題は大きそうです。

昨シーズンもトレードデッドライン前に大胆に動き、プレイオフではチームを西決勝まで持っていっただけに今回も何かしらの動きをしてくるだろうという見方が大多数になっています。今日はそんなレイカーズがテコ入れするべき点についてお伝えしていきます。

レブロン・ジェームズをサポートできるバックアップガードが必要!

レブロン・ジェームズをサポートできるポイントガードが不在(Getty Images)

レブロン・ジェームズをサポートできるポイントガードが不在(Getty Images)

今シーズンレイカーズは様々なスタメン起用を試しましたが、現在はレブロンをポイントガードに起用するラインナップを取っています。これはレブロンの視野の広さを活かしつつ試合を組み立てながら、チーム全体としてよりディフェンスに重きを置くための采配です。

2020年にレイカーズが優勝した際もレブロンをポイントガードに起用することでチームの総合力を高めてきたため、すでに結果が出ている起用方法です。しかしあの頃と違うのはレブロンの年齢です。ゲーム終盤のポイント起用であれば良いと思いますが、先月末で39歳になったレブロンに試合を通してゲームメイクを任せていくことは負担が非常に大きいです。

またオフェンス面で求められることが多いだけに、ディフェンス面で負担を軽減できる存在が必要です。現在のレイカーズではディフェンスに定評のあるポイントガードがいないだけに、この問題が大きくなっています。昨シーズンはデニス・シュルーダーというレブロンをサポートできる選手がいましたが、今年は不在です。この点において、すでに何人か選手の獲得の噂がありますが、控えのポイントガード獲得は動いてきそうな点だと思います。
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文=まっつん

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