暮らし

2023.11.28

6割の人が週に1度は家の中で物をなくす 年齢は関係なし

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歳を取ると物忘れが多くなりがちだが、特に家の中にもかかわらず、あれがない、これがないと探し回ることが多い。そんなことに時間を取られるのも腹が立つが、物忘れはどうしてもなくなってくれないものだ。

そんな家の中での失せ物に関して、MAMORIOが10代~70代を対象に「家の中での物の探索」という調査をしている。

それによると、1周間以内に家の中で物をなくした、なくしかけたことがあるかと問うたところ、61.8%の人が「ある」と回答している。調査対象が高齢者であればわかるが、若年層が含まれていることを考えると、意外と多いのではないだろうか。

家の中での紛失の回数は月当たりの平均が3.2回もあり、その要因として「リモコンなどもとにあった場所に戻さない」「使うカバンを変えて財布や鍵などを入れ替え忘れる」「とりあえずしまう、でどこにしまったか覚えていない」などで、ついついその場しのぎ的に行動を取ってしまいがちなのかもしれない。

特になくすものとしては、「鍵」と「スマホ」が2大トップで、出かけるときに必須なアイテムが意外と失いがちであることがわかる。筆者もふと、スマホを置いたまま忘れて次の行動を起こすと、いつのまにか「ない」と探し回ることがしばしばある。

こうしたことをなくすには、鍵などのアイテムは置き場所を決める[i]というのが有効そうだが、たとえば鍵ならAirTagなどをつけておけばスマホで簡単に見つけられるし、スマホにも探す機能が備わっているので、無駄に探し回るより時短につながるだろう。すべてのものにタグをつけるというのはなかなか難しいが、失ってはこまるものには、そうした安全策を講じるのが1つの手だ。

出典:MAMORIO「家の中での物の捜索」調査より

 


 
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文=飯島範久

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