・Nvidia H100 GPUを搭載したA3 VM(仮想マシン)の一般提供:Google Cloudは、A3 VMを、来月から一般提供することを発表しました。Google Compute Engine A3は、GoogleのA2スーパーコンピューターの3倍の性能と10倍のネットワーク帯域幅を持ち、要求が高くスケーラブルな生成AIワークロードとLLMをトレーニング、調整、提供すると説明しました。
・Google Distributed Cloud(GDC):GDCは完全に管理されたハードウェアとソフトウェアのソリューションです。Googleは、GDC向けに次の3つの新しいAIとデータの提供を発表しました:Vertex AI統合(パイプライン、予測、文書翻訳)、マネージドデータベースエンジンとしてのAlloyDB Omniのサポート(プレビュー中)、Dataproc(オープンソースデータツールを実行するためのGoogle Cloudのマネージドサービス)のサポート。そして、第4世代インテルXeonスケーラブル・プロセッサー、高性能ネットワーク・ファブリック(最大400Gbpsのスループット)、AIワークロードに特化したGPUなどのハードウェアを含む、GDC向けの新しいインフラ機能についても発表しました。
・Google Kubernetes Engine(GKE)エンタープライズ:Google Cloudは、マルチクラスタ管理のための新しいフリート機能、マネージドセキュリティ機能、ハイブリッドおよびマルチクラウドのサポートを含む、GKE(スケーラブルなマネージドコンテナプラットフォーム)のプレミアムエディションであるGKE Enterpriseについて発表しました。また、GKEがAIに最適化されたCloud TPU v5eをサポートすることについても明らかにしました。
・Titanium:Googleは、最近のインフラ提供の基盤となるTitaniumタイアード・オフロード・アーキテクチャについて発表しました。このシステムはGoogle Cloudの"ワークロード最適化インフラ"の一部として設計されており、生成AIの採用が進む中、ワークロードのパフォーマンス、信頼性、セキュリティに対する需要が高まっています。
Google Cloudの新製品と機能強化を発表するKurian氏
出典:Gopogle Cloud