私たちの組織では年間1000社の企業訪問を行っています。主に「中小企業」を中心に訪問させて頂くなかで、この言葉がもつ無意識なバイアスにとらわれているのではないか、そう感じる瞬間があります。そんな観点から日本のワクワクした未来を感じる「SMALL GIANTS」という言葉、そしてこのプロジェクトは大ファンでした。
日本が抱える人口減少の波は、人手不足という構造的課題として私たちに立ちはだかっています。そんな中、人と会社が選び、選ばれる関係性を築きながら、「社員の幸せと会社の成長の両立」を目指す中小企業のひとつの可能性を提示するために、私たちも「BE THE LOVED COMPANY」というコンセプトを立ち上げました。これも正直「SMALL GIANTS」という言葉・プロジェクトの持つ力に影響を受けていたので、SGイノベーターのお話をいただいたことに、身に余る光栄であるとともに、強い期待を感じています。
この両方に共通すると感じるのは、信頼や関係性のような目に見えないけれど確かにそこにある価値が資産となって、企業の価値を高めているのではないかということ。ロジックや可視化が難しい領域かもしれませんが、スモール・ジャイアンツの皆様、サポーターの皆様、そしてSGイノベーターの皆様からいただいたご縁を丁寧に紡ぎながら、一緒に考えていけると嬉しく思います。
九州エリア
鳥巣智行 Better代表取締役
#出島組織 #PeaceEducation #ブランディング
とりす・ともゆき◎長崎市生まれ。広告会社でコピーライターとして広告やキャンペーンの企画制作のほか、新商品開発などに携わる。その後、電通Bチームのメンバーとして活動。2019年から長崎市の広報戦略アドバイザーとして長崎に深く関わったことをきっかけに、21年に長崎市で株式会社Betterをスタート。2022年には日本中の出島組織が出島に集まり知恵の交易をおこなう「出島組織サミット」を開催。出島から日本を盛り上げるべく取り組んでいる。23年には修学旅行生やインバウンド観光客を対象とした平和学習ツアーの提供と人材育成を行うPeace Education Labを立ち上げ、理事に就任し、平和×ビジネスを実践中。趣味:餃子・釣り(見習い)・読書
メッセージ:
長崎は日本で唯一上場企業がなく、人口減少も著しいまちです。一方で自然ゆたかな環境やそこで育まれるゆたかな食、独自の歴史文化、あたたかい人たち、地域コミュニティなど、資源に恵まれたまちでもあります。
特に「出島」「平和」「海」といった、長崎の歴史文化や環境には可能性があると感じています。それらの資源を生かして、縮小する長崎というまちからインパクトの大きなプロジェクトを生み出すべく事業に取り組んでいます。
港町として外部からの情報や刺激をうまく取り入れながら発展してきた長崎の歴史にならって、スモールジャイアンツのつながりから外の刺激を取り入れ、地域独自の取り組みをつくり発信していきたいです。
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