関⻄エリア
松尾 泰貴 友安製作所 ソーシャルデザイン部担当執行役員
#人材育成 #オープンイノベーション #共創コミュニティ
まつお・やすき◎関西大学卒後、八尾市に入庁。13年勤めた行政マンをやめ、2021年に友安製作所入社。行政時代は、秘書課、産業政策立案を経て、経済産業省で関西圏内のベンチャー政策に携わる。その後、八尾市にてものづくり共創拠点「みせるばやお」を立ち上げ、『地方公務員アワード2019』を受賞。2022年よりソーシャルデザイン部担当執行役員となり、まちづくり事業を立ち上げる。2020年にオープンファクトリープロジェクト「FactorISM」を立ち上げ、87社9エリアにまたがる広域的な取り組みへと発展し、和歌山県専門家、八尾市、大阪市生野区の公共事業のプロデュースを行う。まちづくりに関する講演は年間40本以上。趣味:旅行、キャンプ、アウトドアアクティビティ(カヌーなど)
メッセージ:
今までのみせるばやおの立ち上げなどの経験を活かして、施設として「村」をまちなかにつくりたいと思っています。
これまでの活動は、着地型ではあるものの、滞在や移住にまでは結びついていないのが現状なので、クリエイティブな若者の集積とまちこうばの融合を図ろうと、共創コミュニティスペースを運営するべく、計画を進めています。街の人が、アトツギの人たちが変わるきっかけとなるようにクリエイティブを活用した支援を行う拠点をつくろうと意気込んでいます。
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山野千枝 一般社団法人ベンチャー型事業承継 代表理事
#アトツギ #同族経営 #コミュニティ
やまの・ちえ◎1969年生まれ、岡山県出身。関西学院大学卒業後、ベンチャー企業、コンサルティング会社を経て、大阪市経済戦略局の中小企業支援拠点「大阪産業創造館」の創業メンバーとして参画。ビジネス情報誌の編集長として多くの経営者取材に携わる中、同族企業の存続力に着目。2018年に中小企業の後継者の新規事業や業態転換を支援する一般社団法人ベンチャー型事業承継を設立。「未来志向の経営者になるための予備校」をコンセプトに、学びのプラットフォーム「アトツギファースト」を運営。千年治商店 代表取締役。関西学院大学大学院 経営戦略研究科 非常勤講師/関西大学「アトツギ白熱教室」非常勤講師。日本経済新聞「日経ウーマンオブザイヤー2021」受賞。
趣味:産直市場で珍しい野菜を買って、ワイン飲みながらひたすら料理をする
メッセージ:
拡大や効率を優先しすぎた結果、歪みだらけの社会になった今こそ、「電卓を叩いても合わない」決断ができる地方のアトツギ経営者こそ日本の未来を切り開いていくメインプレイヤーになると信じています。彼らの決断の背景を知った他の誰かが、一歩前に進む。そんな決断が伝播するような発信ができれば最高です。
そして日本の地方のアトツギ経営者の営みを海外に発信したいです。そう、「ATOTSUGI」を世界標準ワードに──。拡大より存続、長期的視点、地域へのコミット、公益性......彼らのものさしはこれからの時代、古くて新しい王道になるかもしれません。「電卓を叩いても合わない」決断をしながら、預かった会社を次代に繋ぐカルチャーを世界中に拡げていきたいです。