小橋:僕が行ってみたいのはアメリカの「アマンギリ」。昔、映画の撮影でアメリカ横断したことがあって、そのときからずっと気になっている。
才津:「アマンギリ」をNo.1ホテルに挙げる人、多いです!
三浦:僕も「アマンギリ」に憧れて行った。西部開拓時代を思わせるロケーションで、あの岩山が迫り出したプールは唯一無二だと思う。ただ、向かう途中ずっとこんな景色だから、実は「アマンギリ」に着く頃に憧れだったあの光景はもう見慣れちゃってて……。向かうときは目隠ししてヘリコプターで行くのがいいと思う。
一同:爆笑。
三浦:あとはアラブ首長国連邦の「カスル・アル・サラブ・デザート・リゾート・バイ・アナンタラ」。本当にこの先にリゾートなんてあるのってくらい砂漠のど真ん中のロケーション。リゾート自体がひとつのオアシスみたいで、まさにアラビアンナイトの世界だった。もう行ったのはかれこれ15年くらい前なのに、いまだに脳裏に焼きついている。
注目すべきはチリ、サウジアラビア、そして?
伊澤:砂漠のリゾートといえば、僕はサウジアラビアの「ハビタス・アルウラ」が気になっています。久々に一枚の写真でグッときた。サウジアラビアは今、観光ビザで入国しやすくなったんですが、アルウラのある北西部あたりはかつて古代都市が栄え、サウジアラビア初の世界遺産「アルーヒジュル古代遺跡」なども見てみたい。このあたりは元『地球の歩き方』の血が騒ぐ(笑)。
小橋:サウジアラビアは僕も仕事で行きました。原油が枯渇した将来を見据え、今は観光大国を目指していて、今後の発展が興味深い。
才津:チリのアタカマ砂漠もぜひ皆さんに知ってもらいたいです。アタカマ砂漠の砂の色は、サハラ砂漠などと比べて赤茶色でよりワイルドな感じ。町から離れているので星空が世界一きれいとも言われている。各国の天体観測所が周辺に集まっているんです。