データ算出方法
ランキングは、TISの「SCORE LINK 非財務情報参照・点検サービス」で収集した企業の開示情報をTCFDなどの開示基準に沿ってマッピングし、充足率を算出。「ESG別」「業界別」は同サービスの「非財務情報一括ダウンロード機能」で解析した。
業界横断 非財務情報開示率ランキング
ESGキーワード別 情報開示状況の推移 2018→2021 (表内の数字は社数)
ESGにひもづくキーワードのなかでも、特に情報開示社数の伸びが著しいのがE(環境)の「気候変動」。企業経営における、気候変動対策の重要性の高まりが見て取れる。G(ガバナンス)の重要キーワードに関しては、総じて情報開示社数が多い。
業界別 「気候変動」の開示社数の推移 (表内の数字は社数)
「気候変動」について情報開示している企業社数が最も多い業界は「化学」。気候変動対策が業績に与えるリスクが特に高めで、脱炭素へのシナリオが求められているのが一因だと考えられる。