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2022.10.04 12:35

進むテキーラのプレミアム化 出費惜しまない消費者がけん引

Getty Images


ブランコからエクストラアネホまで全種類のテキーラで成長が見られるものの、最も成長しているのはスーパープレミアムの分野だ。背景には、消費者が豪華なブランディングで高品質の(あるいは高品質だと認識されている)テキーラにますます傾いていることがある。
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過去2年の間に、長期熟成させたものから職人が作った瓶まで、あらゆるものを目玉とする新たなプレミアムテキーラがいくつか登場した。

パッシュ(Pātsch)は最近、主力ボトルとして345ドル(約5万円)のエクストラアネホを発売。同商品は熟成期間が7年で、ナックルダスター型の持ち手がついた独特のガラス瓶に入れられている。

カンパリのエスポロン(ESPOLON)は、同ブランドのどっしりとしたボトルを少し柔らかいイメージにしたボトルのクリスタリーノ(Cristalino)のテキーラを60ドル(約9000円)で販売している。
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1800テキーラは最近、非常に珍しい年のテキーラをアーティストのレオノーラ・キャリントンが特注デザインしたデカンターに入れて競売にかけた。入札は2万5000ドル(約360万円)から始まっている。

DISCUSの公共政策部長であるクリスティーン・ロカシオは「近年の蒸留酒のプレミアム化の傾向は2021年に加速し、新たな水準に達した」と述べ、「新型コロナウイルス感染症の流行によりレストランの利用や旅が制限され、消費者は自宅でのカクテル体験を向上させるため高級蒸留酒の購入を増やしていた」と説明した。

forbes.com 原文

翻訳・編集=出田静

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