通商産業省（現在の経済産業省）は、ハイビジョンの縦横比が9：16であることから、9月16日を「ハイビジョンの日」と制定しました。
ハイビジョンは日本での高精細度テレビジョン放送の愛称で、より高画質な映像規格にフルハイビジョンがあります。
2018年12月よりフルハイビジョンを超える次世代の映像規格である新4K8K衛星放送がスタートしました。フルハイビジョンが横1920×縦1080画素なのに対して、4Kは横3840×縦2160画素、8Kは横7680×4320画素を誇ります。フルハイビジョンと比べ4Kは4倍、8Kは16倍もの画素数で、よりなめらかで精細な映像が展開されるようになりました。
4K8Kが登場した理由のひとつにテレビ画面の大型化が挙げられます。画像を拡大コピーすると画質が劣化するのと同じように、テレビの画面が大きくなるにしたがって画素数も大きくならないとどうしても粗い画像になってしまうのです。
また、4K8K放送では画面の美しさはもちろん、高品質な音を楽しめることも魅力です。8K放送では立体音響を実現しているため、アクション映画やスポーツ観戦、音楽鑑賞など、まるでその場にいるかのような迫力の音響で体感できます。
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