ペイジとブリンは1995年に米国のスタンフォード大学で出会いました。スタンフォード大学院への進学を考えていたペイジにキャンパスを案内したのがブリンだったのです。2人は寮の部屋を仕事場にして、他のウェブページからリンクされている数に基づいてウェブサイトの重要性を判断するページランクという手法を考えつきました。こうしてつくられた革命的ともいえる検索エンジンは、BackRubと名付けられます。
やがて、BackRubはGoogleと名を変更しました。10の100乗を意味する数学用語の「googol」をもじったものです。膨大な量となる世界中の情報を整理して、人々が世界中からアクセスできるようにするという使命を反映しています。
1998年にサン・マイクロシステムズの共同創始者であるアンディ・ベクトルシャイムから10万ドルの投資を獲得したペイジとブリンは、同年にGoogleを法人化。寮からスーザン・ウォジスキ(社員番号16で現YouTubeのCEO)が所有していたガレージへと、拠点も移しました。
第1号サーバーラックはなんとレゴでつくったものだったとか。学生寮、ガレージ、レゴ製のサーバーラックから始まったGoogleは、目覚ましい成長を遂げていまや誰もが知るグローバル企業となっています。
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