ゲーム分野
バイトダンスのビデオゲーム部門「Nuverse」は、2019年に上海のビデオゲームのスタートアップMokun Technologyを、翌年には北京のゲームスタジオLevelup.aiを買収した。また、昨年は40億ドルを投じて上海の大手ゲームメーカーMoontonを買収し、未公表の金額で中国のゲームスタジオC4gamesを買収するなど、ゲーム分野で意欲的な動きを見せている。
Sensor Towerによると、バイトダンスの一連のゲームアプリの売上は昨年、10億ドルを突破した。
教育分野
バイトダンスは、2020年に中国でコンシューマー向けのエドテックブランド「Dali」を立ち上げた。発表当時に1万人の従業員を擁していた同ブランドは、パンデミックによってデジタル学習プロダクトの需要が急増する中で、順調な滑り出しを見せていた。
同社はその翌年には、英語学習アプリ「GoGoKid」やオンライン授業用のストリーミングアプリ「Qingbei」の事業拡大に向けて、さらに1万3000人の従業員を雇用すると発表した。
しかし、2021年後半に中国政府は営利目的の家庭教師サービスを禁止し、今年はその規制がさらに強化された。この規制はバイトダンスにとって大きな打撃となり、同社は一部の製品を停止し、大量の人員削減を行った。
(forbes.com 原文)