プレゼンで聞き手を飽きさせない5つのコツ

Getty Images


遊び心をもつ:「アップルの従業員は、たとえスティーブ・ジョブズが死ぬほど退屈だったとしても、彼の言うことに耳を傾けただろう」とシャピロは言う。「しかし、彼はよくわかっていた。メッセージに遊び心をもたせることで、世界中の人が彼のスピーチに耳を傾けた。『なぜもっと普通に、職業人らしく振る舞わないのか』などと言う人はいなかった」

「聴衆というのは、どんなに大人っぽく振る舞おうとしても、根っこの部分は、遊びたい盛りの子どもだ。同じ内容を取り上げるスピーチとショーの、どちらかを選べるとしたら、どちらを見たいだろうか。聴衆のために、ちょっとだけ目立ちたがり屋になろう」

最後も話をまとめない:1文か2文でまとめるならいいが、それ以上は避けたほうがいい。「聞き手が自分の言いたいことを理解してくれたと信じて、その時間を、行動への呼びかけや、メッセージが強く胸に刺さるようなストーリーを語ることに使おう」とシャピロは述べている。

結論:プレゼンテーションはチャンスであり、無駄にしてはもったいない。「言葉が話せて、そのテーマについて知識があるからといって、人前で話す準備ができていることにはならない」とシャピロは言う。「『話すこと』は、習得できるスキルであり、そのスキルは一生役に立つだろう」

翻訳=高橋朋子/ガリレオ

ForbesBrandVoice

人気記事