ビジネス

2022.02.12 19:00

従業員向けのコーチングサービス、「大離職時代」の救世主に?


タスクヒューマンのアプリは、従業員の生活の質向上を目的に掲げ、従業員が特定分野の専門家に簡単にアクセスできるようにして、マンツーマンで個々に見合った体験を得られるようにする。1000を超える分野の1000人を超えるコーチが、いつでも対応できるよう控えている。

同社のプラットフォームは、従業員がより良い生活を送れるようにするための重要な福利厚生として企業に利用されているが、個人でも利用登録が可能だ。

利用者は、アプリをダウンロードして、やってみたいこと、学びたいことについて検索する。コーチ別でも検査可能だし、文章でも検索が可能だ。例えば、「マインドセットを向上させるために何ができるか」「不安やストレスへのベストな対処法は何か」というように入力すると、利用者に適したコーチをアプリが紹介してくれる仕組みだ。

テーマはさまざまで、パーソナルトレーニング、ヨガ、ピラティス、瞑想、人生の節目、金銭面の健全性、マインドフルネス、リーダーシップ、コーチング、などから選ぶことができる。目指すのは、労働者が心身の健康を全般的に向上させられるよう手助けすることだ。

同社の法人クライアントには、業務用コミュニケーションツールのZoomやリングセントラル、パデュー大学などが名を連ねている。これらの企業は、ビデオ通話を介した個別的で専門的な支援を通じて、従業員の士気向上や健康増進、ウェルビーイングや生産性の改善に役立てている。

スワミナサンは、個別のニーズに応じてパーソナライズされた指導や助言が行われるため、従業員は深く自分を変えるような体験ができると話す。その上、リモートワークやハイブリッド型の職場では、従業員は孤独を感じたり孤立したりしがちだが、グループセッションを行うことで従業員の士気や満足度も上がるという。

翻訳=遠藤康子/ガリレオ

ForbesBrandVoice

人気記事