ビジネス

2022.01.31 15:00

よりよいプレゼンを行う5つのコツ

Morsa Images / Getty Images

電話会議を通じてプレゼンを行う場合も直接その場でプレゼンする場合も、1人を相手にする場合も100人のグループを対象に行う場合も、成功を収めるためできることがいくつかある。ここに挙げる5つのコツは、あなたの次のプレゼンをこれまでで最高のものにしてくれるはずだ。

1. ストーリーを語る


ストーリーテリングにより、プレゼンはより強力でインパクトがあるものになる。ストーリーテリングは聴衆を旅へと誘い、つながりを感じられるものを与え、主張したいポイントを説明する簡単な方法を与えてくれるものだ。ストーリーは、ただ事実をいくつも挙げ、それを裏付ける理由を提示するよりもはるかに人を引きつけるものなのだ。

典型的なストーリーテリングは、明確な問題、解決策、解決で構成されている。まずは、聴衆があなたのプレゼンから期待できるものを理解できるようアイデアの要約から始めること。中間は、裏付けとなる事実をできる限り多く使って埋め、解決策がどのようなものか説明する。その後、行動を求める強力な呼びかけで締めくくろう。

こうすることで、あなたのプレゼンにおける主張が何であれ、それは拒否し難いものになる。

2. 聴衆の視点から物事を見る


聴衆の視点から物事を見れば、はるかに強力なプレゼンになるはずだ。そうすれば、プレゼンに関連資料や事実、数字をよりうまく散りばめることができる。また、あなたは自分に都合のよいことを押し付けているだけではなく、相手にとっての最善も考慮していることを示すことで、聴衆とつながりを築くこともできる。こうして聴衆の関心がより強くなり、賛同を得ることができるようになる。

3. プレゼンの内容と話し方を相手に合わせて変える


あなたのプレゼンが実際に影響を及ぼすようにする最善の方法は、プレゼンを聴衆に合わせ、相手から共感を得てつながりを築くような方法で行うことだ。Cスイート(経営トップ層)に対するプレゼンではより改まった言葉を、同僚らに対してはよりカジュアルな手法を用いることで、相手からよりよい反響が得られるかもしれない。

また、プレゼンをする聴衆の規模も話し方を左右する。大きめのグループに対しプレゼンを行う場合、その場の主要な意思決定者のニーズに訴えかけるため、より広い視点を持つ必要があるだろう。マンツーマンの場合は、その人の特定のニーズや問題に焦点を当て、プレゼンを変えることができる。
次ページ > プレゼンを何度も中断されるときの対処法

翻訳・編集=出田静

ForbesBrandVoice

人気記事