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Witthaya Prasongsin / Getty Images

韓国の大手財閥GSグループの小売部門GSリテールは、プライベートエクイティ企業2社と共同で、ドイツのデリバリーヒーローの傘下にある出前アプリ「ヨギヨ(Yogiyo)」を買収する。韓国のフードデリバリー市場の規模は世界3位とされており、パンデミックを受けてさらなる成長が続いている。

GSリテールは8月13日、香港のAffinity Equity PartnersとロンドンのPermiraと組んで、デリバリーヒーローからヨギヨを買収すると発表した。この取引でヨギヨの評価額は6億8500万ドル(約755億円)とされた。

調査会社IHS マークイットのデータによると、韓国のフードデリバリー市場は、2020年初頭のパンデミックの開始以来、2倍に拡大して世界第3位に成長した。同社のチーフエコノミストは、「GSリテールが韓国のフードデリバリー市場でシェアを維持するためには、強力な配送プラットフォームを持つことがますます重要になっている」と述べている。

ヨギヨは韓国で第2位のフードデリバリーアプリで、韓国でのシェアは25%とされている。

デリバリーヒーローは2014年からヨギヨを傘下に置いていたが、2019年12月に韓国市場で1位の「配達の民族(Baedal Minjok)」をウーワブラザースから買収すると発表した際に、ヨギヨを手放すことを条件に規制当局の承認を受けていた。

ヨギヨを傘下に収めたGSリテールは、デリバリーヒーロー傘下の「配達の民族」とその運営元のウーワブラザースに戦いを挑むことになる。IHS マークイットによると、ウーワブラザースはインド太平洋地域の15カ国への進出を計画中という。

編集=上田裕資

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