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アップルCEOのティム・クック(Photo by Axelle/Bauer-Griffin/FilmMagic)

人気ゲーム「フォートナイト」開発元のエピックゲームズとの裁判の準備を進めるアップルは、4月末に米議会で開催予定の独占禁止法委員会の公聴会に証人を送ることを拒否し、議員たちから批判を浴びた後、4月11日の書簡で同社の最高コンプライアンス責任者(CCO)のカイル・アンディアが証言を行うと宣言した。

アンディアは21日の上院司法委員会の小委員会の公聴会に出席する。

民主党のエイミー・クロブチャー議員と共和党のマイク・リー議員はこれに先立ち、9日にアップルに宛てた書簡で、同社が小委員会と協議を進めていたにもかかわらず、先週になって突然、証人の派遣を拒否したことを批判した。

アップルは、証人の派遣を拒否した理由として「進行中の訴訟」を挙げたが、議員らは同社が証言を拒否した同じ日に、CEOのティム・クックがニューヨーク・タイムズ(NYT)記者のカラ・スウィッシャーのポッドキャスト「Sway」に出演して独禁法問題について語ったことを特に問題視していた。

「アップルが突然方針を改め、小委員会での証言を拒否することは受け入れられない。彼らは他のオープンな場ではこの問題を議論しようとしている」と書簡には書かれていた。

アップルは、エピックゲームズから独占禁止法違反の訴えを起こされたが、沈黙を守っている。この訴訟では、ユーザーがアプリ内課金をした際にアップルが受け取る15〜30%の手数料が争点となっている。裁判は5月3日に開始される予定だ。

エピックゲームズやスポティファイなどの企業らがアップルにポリシー変更を求めて設立した団体の「Coalition For App Fairness(アプリ公平性のための連合)」は、アップルが9日に証言を拒否したことについて「彼らのアップストアのポリシーに弁解の余地がないことを示している」との声明を発表していた。

編集=上田裕資

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