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食べるものは体型だけでなく、考え方や感じ方に影響を与える。健康情報を提供するハーバード・メディカル・スクールのウェブサイト、ハーバード・ヘルス(Harvard Health)の2016年の記事によると、米国では人口の18%ほどに当たる4000万人の成人が不安症で苦しんでいた。

ここ10年間にわたる研究からは、主に果物や野菜、全粒穀物、魚、脂質の少ないタンパク質で構成される健康的な食事により、年齢にかかわらずうつ病のリスクが減ることが示されてきた。しかし現在では、ストレスと不安に対処する上で食生活の変革が効果的な最初の一歩であることも複数の調査で明らかにされている。

多くの人が、新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)により、ストレスと不安を感じている。また、以前よりも定期的に自炊するようになった人も多い。そのため、食生活によってストレスが一部どのように緩和されるのかを理解することは役に立つ。

不安を和らげる食品や、怒りや不満、ストレスを静める役に立つ食べ物は何だろう? ハーバード・ヘルスによると、次のような食品を摂取することでセロトニンやドーパミンといった神経伝達物質が放出される。不安を解消するために食生活に取り入れるべき食品は次のようなものだ。

・マグネシウムの量が少ない食事を与えられたマウスの間では、不安が増加した。そのことから、マグネシウムを豊富に含む食事をすれば不安が減るとされている。マグネシウムを多く含む食品には、ホウレンソウやスイスチャードなどの葉物野菜、ナッツ、種子、全粒穀物がある。

・亜鉛が豊富に含まれている食品は、不安を和らげる効果があると理解されている。こうした食品にはカキ(甲殻類)やカシューナッツ、牛肉、卵の黄身がある。

・オメガ3は鬱(うつ)を改善することで知られている。米保健福祉省(HHS)によると、サーモンやマグロ、サバ、イワシのような魚はオメガ3を豊富に含むことで有名だが、フラックスシード(アマニ)やチアシード、くるみ、植物油にも含まれている。

・アボカドやアーモンドなど、ビタミンBが豊富な食べ物

・豆類や果物、ベリー、ナッツ、野菜、ターメリック(ウコン)、ショウガなど抗酸化作用がある食べ物

カリフォルニア大学アーバイン校の臨床組織であるUCIヘルスは、加工食品、揚げ物、糖分が多いデザート、アルコール、カフェインが入り過ぎているものなど、糖分や脂質が多い食品は避けるべきだとしている。

翻訳・編集=出田静

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