1. 定期報告を送る
職場にいなくても、上司や同僚と連絡を取り合うことはできる。メールや電話による週次報告で1週間の成果を伝え、翌週のスケジュールについて上司と打ち合わせるとよいだろう。上司にはこれまでに起きた問題と今後予想される問題について共有すること。
上司の中には、部下からの報告が少ないと不安になってしまう人もいる。仕事の進捗状況を定期報告することで、上司の心配を取り除こう。毎日報告する必要はない。やり過ぎて上司をいらだたせたくはないだろう。
対面の接触を絶ったとしても、職場の上司や同僚とのコミュニケーションが絶たれるわけではない。インターネットや電話を利用してつながりを保ち、自分の生産性が落ちていないことを示そう。
2. 期待以上の働きをする
在宅勤務では、通勤がなくなる分、時間に余裕ができる。余った時間を利用して、期待以上の働きをしよう。
例えば上司から、ある見込み客の調査を依頼されたとする。そこで一歩踏みこんで、その見込み客へのアプローチの方法まで考えて、上司へ提案してみよう。
割り当てられた仕事の枠を超え、戦略立案パートナーとなることで、上司を感心させよう。言われたことだけをこなすだけではリーダーになれない。仕事をより上手に回すためにすべきことを実践できるのがリーダーだ。
3. アイデアを提案する
積極性のある部下も上司に好印象を残せる。部下が問題を特定・解決しチームに貢献すれば、上司の助けとなる。例えば、チームが行うデータ収集がより簡単かつ効果的になるようなアプリケーションを見つけたら、それについて詳しく調べてもいいかを上司に聞いてみよう。
企業がコロナウイルスの流行により通常の能力を発揮できないような状況の下で、コスト削減につながる提案ができれば、上司からの評価が高まり、ビジネスリーダーらしい考え方ができる人だとみなされるだろう。
管理職の立場にある人は、仕事の全側面について気を回す暇がないかもしれない。特に、仕事の妨げとなったり失敗の原因となったりしている非効率さには目が行き届かないものだ。自分からその責任を引き受け、アイデアを提案し、最後までやり遂げよう。
周囲と物理的な距離を置かなければいけない状況でも、上司を感心させ、仕事の目標を達成することはできる。上司へは定期報告を続けながら、可能な範囲内で期待以上の働きをして、積極性を持つように努めよう。