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外出自粛期間が長引くに連れ、運動不足から来る体調不良や、体重増加を感じ始めるむきも少なくないのではないだろうか。実際に「ビリーズ・ブートキャンプが再ブーム」といわれるし、「座りっぱなし」を防ぐためにスタンディングデスクを導入するなど、工夫する人も出始めたようだ。

たとえば東京の地下鉄だと階段の上り下りも多く、通勤の行き帰りで5000〜6000歩歩いているともいう。オフィスだと用を足すにも数百歩は歩かされるところ、自宅だとトイレはすぐそこ。本格的に「体を動かさない」ことに慣れてしまう前に、そろそろ方策を打つべきかもしれない。

日本航空(JAL)の客室乗務員として国際線ビジネスクラス、ファーストクラスなどを含めて約5年乗務した経験を生かし、セミナー、メディアなどで活動するほか、シーエーメディアエージェンシー代表、All Aboutビューティー担当ガイドも務める清水裕美子氏に、狭い室内でもカロリーをうまく消費して健康を保つコツを聞いた。

この機会にぜひ、清水氏のアドバイスから「在宅仕事の達人」となる極意を学びたい。

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運動不足は不規則な生活よりも恐ろしい!?


時差や不規則な生活など、健康的とは言いづらい客室乗務員の勤務環境。しかし筆者は退職後、規則的な生活を送るようになったにも関わらず、健康状態が悪化しました。周りにも同様の経験をした元客室乗務員がたくさんいて、その理由を分析したところ、運動不足が原因ではないかという結果に至ったのです。

客室乗務員の仕事は体力仕事です。飛行機は全長70mを越えるものもあり、客室乗務員はフライト中、そこを何往復もします。ミールサービスの際には100キロ近くあるカートを押したり、手荷物収納の際には重い荷物の入った上の棚をどんどん閉めていきます。また、巡航中であっても機体は常に機首が上に傾いた状態なのでただ歩くだけでも負荷が高くなります。さらに、到着地でも積極的に観光を楽しんでいるので、1日に2万歩、3万歩歩くといったことも少なくありませんでした。


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しかし退職後に就いた仕事は企業受付の仕事。座りっぱなしの時間が長くなり、腰痛が悪化、坐骨神経痛にまでなってしまったこともあります。周りでも、退職後に健康状態が悪化したという人は、受付や秘書など座り仕事に転職した人がほとんどでした。

結婚・出産後は在宅勤務を中心に働いていますが、運動不足が招く恐ろしさを知っているので様々な工夫を取り入れています。

今回は在宅勤務中に取り入れたい、運動不足を解消する5つの工夫をご紹介いたします。

在宅勤務が増え、なんとなく身体の調子が良くないと感じている方がいらっしゃいましたら、ぜひ参考にしていただけたら幸いです。

1. 座りすぎは身体の毒!こまめに姿勢を変える


ビジネスコンサルタント、トム・ラスさん著書「座らない!:成果を出し続ける人の健康習慣」に、座りすぎは喫煙よりも身体に悪いということが書かれていましたが、実際に座りっぱなしの時間が長くなると、頭が働かず効率が下がったり、肩こり・腰痛・頭痛などの症状が起こりやすくなると感じています。

在宅勤務中はいつも以上にパソコンに向かう時間が長くなると思いますが、パソコン作業中は基本的に座っていることになるので注意が必要です。

文=清水 裕美子

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