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ドイツのアマゾンの物流センターで働く労働者らがブラックフライデーに、賃上げと労働環境の改善を求める抗議ストライキを行った。

ドイツの労働組合Ver.diはアマゾンが従業員の基本的人権を守らず、一部の雇用者が身体的不調を訴えていると述べた。労組はアマゾンに対し、賃金の引き上げを求めている。

抗議活動は11月29日から12月1日にかけて実施され、ライプツィヒやバート・ヘルスフェルト、コブレンツなどの物流センターで働く従業員が参加した。アマゾンはドイツの13カ所の物流センターで、1万3000人を雇用している。

抗議活動はフランスのパリ近郊の拠点でも実施され、「アマゾンは過剰生産をやめろ」と叫ぶする活動家らが、物流センターに出入りするトラックを妨害した。

ドイツのVer.diは長年、アマゾンに対して賃上げを要求しているが、アマゾン側は業界の最高水準の賃金を支払っていると主張している。

Ver.di代表のOrhan Akmanは「アマゾンは企業としての透明性を確保し、素晴らしい労働環境を与えていると述べているが、労働者に多大なプレッシャーを与え、病気になる人も増えている」と述べた。

ブラックフライデーは米国においては数十年の歴史を持つが、欧州では浸透していない。英国の消費者はこの風習に前向きだが、他の欧州諸国では環境に与えるダメージを指摘する声もあがっている。フランスの議会は先日、ブラックフライデーの広告の禁止を含む法案「反過剰消費法(anti-waste law)」を可決していた。

編集=上田裕資

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