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ポテンシャルを引き出すライフスタイルのコツ

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自己紹介の時に、「健康経営を推進しています。簡単に言うと、組織で働く人が健康になるサポートを行うことで、1人ひとりのパフォーマンスが上がりやすくなり、企業の業績向上にも繋がる活動です」と話をすることがあります。

すると「私ももっと健康になりたいのですが、どのようなことから始めるとよいですか?」と逆に聞き返されることもあります。そんな時、これまでは「まずは、良い歩き方を身につけたうえで、歩数を増やしてみてください」と答えていました。

しかし、最近はその答えを変えています。というのも、私は歩くのが好きで、いくら歩いても楽しめるのですが、意外にも多くの人が歩くことに楽しさを見出していないと知ったからです。普段ハイヒールを履いている女性は特に、たくさん歩くことに対しては消極的です。

歩く人々
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腹式呼吸より胸式呼吸

そこで、健康生活の初めの第一歩として最近オススメしているのが「呼吸」です。歩くことを勧めていたのは、ほとんどの人が毎日歩いていることもあり、健康生活を始めるうえで、もっともハードルが低いと思っていたからです。

しかし、呼吸はさらにハードルが低く、生きている限りせずにはいられない基本のこと。しかも、1日あたり2〜3万回もするとされているので、改善機会の規模が違います。

では、呼吸の何を改善すればいいのでしょうか。

まずは、鼻呼吸の徹底です。たとえば電車の中を見回しても、口を開けたまま呼吸をしている人が散見されますが、口は食べることや話すことがメインの器官であり、呼吸をメインで行うのは鼻なのです。

鼻には、埃や雑菌などの異物が体内に入り込むのを防ぐフィルターの役目を持つ鼻毛があります。なので、これからの時期、風邪のリスクを下げるためにも、鼻呼吸を意識することが大切になると思っています。

次に、胸式呼吸を意識して行うことを勧めています。ヨガやアスリートなどの影響からか、最近は腹式呼吸を行っているヘルスリテラシーの高い人をよく見かけます。

しかし、呼吸の基本は肺を活用した胸式呼吸。そのほうが、酸素と二酸化炭素の入れ替えがしっかりと行えるので、よほど腹式呼吸が必要とされる状況以外では、胸式呼吸にすることをお勧めしています。ちなみに、以前取り組んでいたピラティスでは、胸式呼吸を基本としていました。

文=平井孝幸

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