ルイ・ヴィトンがeスポーツ世界大会とコラボ、特注トランク制作

2018年5月にパリで行われたリーグ・オブ・レジェンドのトーナメント(Photo by Chesnot / Getty Images)

米国のゲーム企業「ライアットゲームズ(Riot Games)」は先日、オンラインゲーム「リーグ・オブ・レジェンド(略称:LoL)」の世界大会2019 World Championshipに向け、ルイ・ヴィトンとのパートナーシップを発表した。

ルイ・ヴィトンは、世界大会の優勝者に贈られるトロフィーを収める特注トランクを制作する。トランクのデザインには、ルイ・ヴィトンらしいサヴォアフェール(豊富な経験と卓越したセンス)や、リーグ・オブ・レジェンドにインスパイアされたハイテク要素が盛り込まれるという。

世界大会のグランドファイナルは11月10日に、パリのアコーホテルズアリーナで開催される。

ライアットゲームズのグローバル部門主任のNaz Aletahaは声明で次のように述べた。「ルイ・ヴィトンのデザインはイベント全体の印象や気品を高めてくれることになるだろう。今回のパートナーシップは、eスポーツ業界をリードする当社とリーグ・オブ・レジェンドの存在感を示す、歴史的提携だ」

eスポーツ業界ではこのところ、様々なブランドとのコラボが進んでいるが、ルイ・ヴィトンのようなラグジュアリーブランドとの取り組みは、まさに前代未聞と言えるレベルのものだ。

ルイ・ヴィトンCEOのマイケル・バークは次のように述べた。「リーグ・オブ・レジェンドの世界チャンピオンシップは、スポーツとエンターテインメントの世界が一体化する、特別な場だ。ルイ・ヴィトンは世界の名だたるトロフィーとのコラボを行ってきたが、そこにリーグ・オブ・レジェンドのサモナーズカップが加わることは、極めて意義深い」

ルイ・ヴィトンは過去にFIFAワールドカップや、ラグビーワールドカップ、国際ヨットレースのアメリカスカップなどのイベントの支援のため、同様のトラベルケースを制作した経験を持つ。

リーグ・オブ・レジェンドの世界大会は10月2日に開幕し、世界中から選び抜かれた24チームがヨーロッパの3都市(ベルリン、スペイン・マドリード、パリ)で対戦する。

編集=上田裕資

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