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キング牧師(Photo by Matthew Lewis / The Washington Post via Getty Images)

先月15日は、キング牧師の生誕90周年だった。彼の奉仕、犠牲、熱意、そして信念の遺産は、勇気のある道徳的リーダーの重要な模範として世界中で支持されている。

キング牧師が公民権を獲得する闘いに注いだ無視無欲の揺るぎない熱意は、状況や人、国を良い方向へと変化させるインスピレーションとなる。ここでは、私たちがキング牧師から学べる5つの教訓を紹介する。

1. 勇気を奮い起こす

キング牧師は、公民権運動を率いることで暴力と強い抵抗に遭うことを理解していた。キング牧師が引き受けたことで簡単だったものは何一つとしてなく、彼は考えられる限りのあらゆる障壁にぶつかった。しかしキング牧師は、自分が直面する障壁や危険よりも大義の方が大事だという深い信念から勇気を奮い起こし、この運動を率いることができた。

2. 真実を伝える

キング牧師は1964年のノーベル平和賞受賞スピーチで、公民権運動ではいまだに容赦ない闘いが続き、同賞の最も重要な点である平和を勝ち得ていない状態で同賞を受けられるものかと悩んだと話した。しかしキング牧師は、同賞は悲惨な暴力や抑圧に対する非暴力的な反応に対するものだという結論に達し、次のように述べた。

「私は今日、米国への不変の信念と、人類の未来への恐れを知らない確信を胸に、この賞を受ける。(…)現実で最後に大事になるものは、武器を持たない真実と無条件の愛だ」

キング牧師は、非暴力の抗議活動を率い、アフリカ系米国人が苦しんでいる差別や抑圧に光を当てることが意義ある永続的な変化をもたらすと信じていた。そしてそれは実現したのだ。最終的に大事なのは真実だと考えたキング牧師は間違っていなかった。

3. 不安な状況に慣れる

ジョージア州選出の米下院議員で、学生非暴力調整委員会(SNCC)の元議長であるジョン・ルイスは、米誌タイムの記事でキング牧師への賛辞を述べた。その中でルイスは、不公平に直面した場合はそれに抵抗し、ルイスが「良いトラブル」と呼ぶトラブルを起こすよう、キング牧師に勇気をもらったと述べた。それは、ルイスが両親や祖父母から受けた、沈黙を保つべしという教え、「トラブルに巻き込まれないようにしなさい。これは仕方のないことなのだ」という言葉と矛盾していた。

声高な公民権擁護者になるには当時、非常に危険な時代だった。変化に伴う緊張や不快感、怒りや暴力に慣れるには大きな勇気が必要となるが、安全地帯にとどまっていれば決して意義ある進歩は起こせない。

翻訳・編集=出田静

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