今年最も再生された音楽動画、ラテンアメリカ勢が上位を独占

(Photo by FilmMagic/Getty Images for YouTube Music)

(Photo by FilmMagic/Getty Images for YouTube Music)

音楽業界ではスポティファイなどのストリーミングサービスが新たな利用者を獲得中だが、依然として多くの人々がユーチューブで音楽を楽しんでいる。2018年も終わりに近づいたなか、ユーチューブは今年最も再生回数が多かった音楽ビデオのランキングを公開した。そこに並ぶアーティスト名の一覧は、ほとんどの人たちにとって新鮮なものに違いない。

今年はかつてない勢いで、スペイン語圏のアーティストたちが上位を独占した。実際、上位10曲中の8曲が、スペイン語で歌われた楽曲で、英語のものは2曲にとどまった。

首位に立ったのはプエルトリコ出身のニオ・ガルシアの「Te Boté」で、再生回数は15億回に達する勢いだ。この楽曲にはラテンアメリカの音楽シーンの大物らが結集し、4月の公開以来、チャートを急浮上した。

英語で歌われた楽曲でトップ10入りを果たしたのは、マルーン5の「Girls Like You」(3位)と、ドレイクの「God’s Plan」(9位)のみとなっている。

今年のユーチューブにおける最大のスターは、プエルトリコ人シンガーのオズナだ。オズナは今年最も再生回数が多かった10曲中、4曲に参加していた。

オズナは首位のガルシアの楽曲「Te Boté」に参加したほか、5位と9位の楽曲に関わり、10位の楽曲「Vaina Loca」のリードシンガーを務めている。

下記にユーチューブが発表した、2018年に最多再生回数を記録した音楽ビデオを掲載する。

1. ニオ・ガルシア「Te Boté(Remix) (ft. Nicky Jam, Bad Bunny and Ozuna)」
2. ニッキー・ジャムx J. バルヴィン「X」
3. マルーン5「Girls Like You (ft. Cardi B)」
4. ダディー・ヤンキー「Dura」
5. オズナxロメオ・サントス「El Farsante (Remix)」
6. ベッキーG&ナティ・ナターシャ「Sin Pijama」
7. エル・チョンボ「Dame Tu Cosita」
8. ドレイク「God’s Plan」
9. レイク「Me Niego 」
10. オズナxマニュエル・T 「Vaina Loca」

編集=上田裕資

タグ:

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事