ジャクソンはここ1年で4億ドル(約450億円)を稼いでおり、その大半がEMI音楽出版からのロイヤリティ支払いだった。また、ソニーが保有するMijac Musicから得た、テレビのスペシャル番組の放映料が追加収入となった。
ジャクソンの遺産管理団体のJohn Brancaは「マイケル・ジャクソンの特別番組は毎年オンエアされており、今後もこの状況は続いていく」と述べた。
2位にはエルビス・プレスリーが入り、過去1年で4000万ドルを稼いでいた。3位は2016年9月に亡くなったプロゴルファーのアーノルド・パーマーで、年収は3500万ドルだった。
今年の本ランキングに登場した死後のセレブの収入の総額は、6億2800万ドルで、昨年の3億1200万ドルの約2倍に達した。収入の伸びの主な要因は、ジャクソンの遺産管理財団がEMI音楽出版の株式の10%を、2億8750万ドル(319億円)で売却したことだった。
下記に2018年の「死後も稼ぎ続ける有名人ランキング」の13名の氏名と年収を掲載する。
1. マイケル・ジャクソン /4億ドル
2. エルビス・プレスリー /4000万ドル
3. アーノルド・パーマー /3500万ドル
4. チャールズ・シュルツ(漫画家)/3400万ドル
5. ボブ・マーリー /2300万ドル
6. ドクター・スース(作家)/1600万ドル
7. ヒュー・ヘフナー(PLAYBOY創業者)/1500万ドル
8. マリリン・モンロー /1400万ドル
9. プリンス /1300万ドル
10. ジョン・レノン /1200万ドル
11. XXXテンタシオン(ラッパー)/1100万ドル
12. モハメド・アリ /800万ドル
13. ベティ・ペイジ(モデル)/700万ドル
フォーブスは本ランキング作成にあたり2017年10月1日から1年間に、各人物が得た収入を試算した。金額は税引前で弁護士費用などは控除されていない。集計にはNielsen SoundScanやNPD BookScanのデータを用いたほか、関係者へのインタビューも行った。