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Nintendo Labo(Eric Broder Van Dyke / shutterstock.com)

任天堂は米ニューヨーク本拠の非営利団体、Institute of Playと提携し、小学校でのSTEM教育促進のため同社の「Nintendo Labo(ニンテンドーラボ)」の配布を行う(STEMは科学・技術・工学・数学の教育分野を総称する用語)。

現在11の小学校でパイロットプログラムを実施中で、間もなく全米100の小学校で、5カ月間にわたるプログラムが始動する。そこでは8歳から10歳の子供たち約2000名が、Nintendo Laboにふれることになる。

Nintendo Laboは段ボールとニンテンドースイッチ、ゲームソフトを組み合わせて、クルマやバイク、家やピアノなど、様々なガジェットが作成できるキットとして人気を博している。

教師向けの指導マニュアルも作成済みで、関係者はオンラインフォーラムで意見を交換し合うこともできる。任天堂は参加する各小学校に、ニンテンドースイッチ及び、Nintendo Laboのバラエティキット、専用の段ボールシートを配布する。

子供たちはキットに収録されている「Toy-Conガレージ」を通じて、簡易的なプログラムを学ぶことができる。グループに分かれてリモコンカーを走らせてスピードを競ったり、コーディングによって独自の動作を加えることも可能になる。

任天堂は当初から、Nintendo Laboの教育分野での本格的な活用を想定していた訳ではなかったが、米国でテストを行うなかで、教師や親たちの間から学習ツールとしての利点を指摘する声が高まったという。その後、調査を進めた結果、学習カリキュラムの整備に知見を持つInstitute of Playと提携を結んだ。

「子供たちはNintendo Laboを通じて、仲間とコラボレーションすることを学び、論理的思考で物事を解決していく。遊びを通じてこのような学習機会が得られるのは、非常に意義のあることだ」とInstitute of Playの副代表のArana Shapiroは述べた。

現状ではNintendo Laboの導入は米国にフォーカスしているが、任天堂はカナダでSTEM教育を推進する団体ともパートナーシップを結び、同様な試みを始動させる予定だ。

編集=上田裕資

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